アイ・エス・エックス、エフィニックス製FPGA用プログラミングケーブルを発表
米国のFPGAスタートアップ企業エフィニックスが開発した新しいプログラミングケーブルに関して、日本のアイ・エス・エックス株式会社が発表しました。このプログラミングケーブルは、Efinity®プログラマおよびデバッガに対応しており、非常にコンパクトなサイズ(約42mm×18mm)でありながら、強力な機能を備えています。
プログラミングケーブルの主な特徴
この新しい製品は、サポート電圧が+1.8Vから+3.3Vまで調整可能で、USB 2.0 HSに対応したmicro USBコネクタを搭載しています。また、ターゲットボードとの接続には、個別のフライングリードケーブル(約125mmオス-メス仕様が10本付属)が採用されており、使い勝手にも配慮されています。
さらに、Efinix RISC-V SoCコアのデバッグにも対応する予定で、今後多くのアプリケーションへの対応が期待されています。このケーブルは、FPGA利用の可能性を広げる革新的なツールとなるでしょう。
アイ・エス・エックス株式会社について
アイ・エス・エックス株式会社(ISX)は、1998年に設立され、電子機器の開発・製造・販売を手掛ける企業です。本社は大阪にあり、東京や名古屋にも営業拠点があります。同社の企業理念は「可能性を可能に。」というもので、顧客のニーズに応える製品開発に努めています。
エフィニックスについて
エフィニックス(Efinix)は、カリフォルニア州サンタクララに本社を構えるFPGA専門のスタートアップ企業で、2012年に設立されました。彼らは特許取得済のQuantum™テクノロジーを駆使し、従来のFPGA製品に比べて4倍以上のパワー、パフォーマンス、面積の優位性を持つ製品を提供しています。Trion®およびTrion® Titanium FPGAシリコンプラットフォームは、低消費電力かつ高性能で、最適な価格で提供されることが特徴です。
エフィニックスのFPGA製品は、幅広い分野に対応可能で、特にエッジコンピューティング、ハードウェア・アクセラレーション、機械学習、ディープラーニングなどの急成長するアプリケーションに対応しています。RISC-V SoCコアソリューションを無償で提供することにより、様々な用途に満ちた選択肢を用意しています。
最大限のサポート
アイ・エス・エックス株式会社への問い合わせや製品情報については、公式ウェブサイトや以下の連絡先を通じて確認することができます:
また、エフィニックス製品の販売代理店として、アヴネット株式会社やレスタ―エレクトロニクス株式会社も挙げられます。
- - アヴネット株式会社: https://www.avnet.com/japan
- - レスタ―エレクトロニクス株式会社: https://www.restargp.com/rec/
まとめ
今回発表されたEfinix FPGA用プログラミングケーブルは、そのコンパクトさと高い機能性から、多様な電子機器開発において重要な役割を果たすことが期待されます。アイ・エス・エックスとエフィニックスの協力により、新たな技術革新がもたらされることを楽しみにしています。