韓国のペンタセキュリティとMEGAZONEが包括的パートナーシップを締結

ペンタセキュリティとMEGAZONEの包括的なパートナーシップ

2023年、韓国の情報セキュリティ企業、ペンタセキュリティ株式会社がアジア最大のクラウドイノベーターであるMEGAZONE株式会社と包括的パートナーシップ契約を締結しました。これにより、両社は日本のクラウドセキュリティ市場において、より効果的で多様なセキュリティソリューションを提供することを目指します。

1. パートナーシップの背景

近年、企業のITインフラはクラウドサービスへの依存が高まり、それに伴いセキュリティリスクも増大しています。特に、機密情報の保護やWebアプリケーションを介したサイバー攻撃への対策が急務となっています。多くの企業がデータ侵害やサービス停止の危険にさらされており、実行可能な対策が必要とされています。

1.1 ペンタセキュリティの強み

ペンタセキュリティは、20年以上の実績を誇るセキュリティソリューションの開発企業であり、データ暗号化プラットフォーム「D.AMO」、インテリジェント型WAF「WAPPLES」、クラウド型セキュリティプラットフォーム「Cloudbric」を提供しています。これらのソリューションは、韓国だけでなく、日本でも多くの企業のセキュリティ課題に貢献しています。

1.2 MEGAZONEの強み

MEGAZONEは、AWSプレミアティアサービスパートナーとして、クラウド導入から運用、最適化までを手がけ、多数の企業にサービスを提供しています。特に日本市場においても多くの取引先が存在し、公共機関や教育機関でも導入実績があります。

2. パートナーシップのメリット

この新たなパートナーシップを通じて、MEGAZONEは、ペンタセキュリティの「D.AMO」、「WAPPLES」、「Cloudbric」を日本市場に提供します。MEGAZONEが持つクラウドインテグレーション力とペンタセキュリティの先進技術が組み合わさることで、日本のクラウドセキュリティ市場における強固な基盤を築くことができるのです。

2.1 日本市場への影響

この連携により、両社は顧客のセキュリティ課題に対して迅速かつ的確なアプローチを実施することが可能になります。今後、セキュリティの強化は企業の持続可能な成長に不可欠な要素です。

3. 各ソリューションの詳細

3.1 D.AMO

D.AMOは、データ暗号化プラットフォームで、OracleやMicrosoft SQL Serverなど多様なシステム環境に対応します。アクセス制御やログ監査、鍵管理も行い、データを強固に守ります。このような高いセキュリティレベルは、個人情報保護法やGDPRの遵守を支援するため、企業にとって非常に価値があります。