クックデリの新たな挑戦
クックデリ株式会社は、2024年9月に新たに「Well-being推進室」を設立しました。この新しい組織の設立は、現代の働く環境において重要な「心身の健康」の向上を目的としています。社員一人ひとりが充実した日々を送ることができるよう、さまざまな取り組みを行っていきます。具体的には、社員だけでなくその家族も幸福にする経営方針を掲げ、より良い社会の実現に寄与します。
Well-being推進室の目的
「Well-being推進室」は、社員とその家族の生活環境を向上させることを重視しています。働きやすい職場の構築やワークライフバランスの改善は、企業の競争力を高めるうえでも非常に重要なテーマです。これらの活動を通じて、定着率や採用力を向上させることが求められています。
社内コミュニケーションの活性化を目指し、イベントの開催を行い、社員がそちらに参加できるような体制を整えています。これにより、社員の帰属意識が高まり、業務の生産性や業績の向上へとつながります。
サラダビュッフェとお野菜定期便
新しい「Well-being推進室」の取り組みとして、社員の健康をサポートする施策が始まります。まずは、大阪本社にて提供される「サラダビュッフェ」があります。この取り組みでは、社員が手軽に野菜を摂取できる環境を提供し、健康経営を推進します。また、大阪本社以外のリモート勤務の社員に向けた「お野菜定期便」も導入されます。毎月、家庭に野菜が届けられることで、家庭における健康管理が促進されます。
実際に、社員からは「お昼からしっかりと栄養が取れる」などの好評の声が挙がっており、特に子どもたちが野菜に興味を持ち、食育が楽しくできるようになったとの意見も寄せられています。これにより、家族全体の健康意識が高まる効果が期待されます。
日本人の野菜摂取状況
実は日本では、厚生労働省の調査によると、成人の1日に摂取する野菜量が年々減少しており、2023年の平均摂取量は256gとなり、目標の350gを大きく下回っています。特に忙しい生活を送る20代から40代においてこの傾向が顕著です。クックデリは、この現状を受け、社員へ食事支援や健康啓発を行い、野菜不足を解消し、健康的なライフスタイルを満喫してもらおうとしています。
会社概要
クックデリは、主に高齢者施設向けに安全で美味しい完全調理済み冷凍食品を提供する企業です。社会の高齢化が進む中で、高齢者施設の増加や人手不足という課題に直面しています。当社は、このニーズに応え、栄養バランスの取れた美味しい食事を提供することで、関わる全ての方々に喜びや笑顔を届けています。
このように、クックデリは「働く人々の健康」と「家族全体の健康」を重視した取り組みを進め、持続可能な社会の実現を目指しています。クックデリの新しい挑戦に期待が寄せられています。