特定非営利活動法人さぼてんの花の10周年記念イベント
愛知県一宮市に拠点を置く特定非営利活動法人さぼてんの花が、設立10周年を迎えることを記念して、特別な自主上映会を開催します。日程は2024年5月12日(日)、時間は午後1時から午後4時まで、場所は一宮市木曽川文化会館で行われます。
自主上映会の概要
このイベントの中心となる作品は、貞末麻哉子監督によるドキュメンタリー映画『普通に死ぬ~いのちの自立~』です。この作品は、重度心身障害児の親たちが成立させた社会福祉法人の取り組みや、その背後にある人々の挑戦を描いています。上映時間は119分で、観客はこの作品を無料で鑑賞できますが、事前の申し込みが必要です。定員は292名なので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。
申込み方法は、法人の電話(0586-27-8064)または、
こちらの申込フォームから行えます。
トークイベントの内容
上映後には、貞末麻哉子監督をお招きしたトークイベントも開催されます。このセッションでは、監督自身が作品についての解説を行い、さらに「いのちの自立」についてのご意見や経験を共有していただける貴重な機会となります。また、来場者からの質疑応答の時間も設けられていますので、ぜひ疑問や感想を直接伝えてみてください。
監督: 貞末麻哉子
貞末麻哉子監督は1958年に東京都に生まれ、女子学院高等学校を卒業後、劇映画のプロデュースに関わり、ドキュメンタリー映画の制作に移行しました。彼女は社会的なテーマを掘り下げ、作品を通じて観る者に深い感銘を与えることで知られています。特に、彼女が立ち上げた「マザーバード」においては、福祉に関連するテーマを持つ作品を多数手掛けています。
今回の自主上映作品『普通に死ぬ~いのちの自立~』は、彼女の前作『普通に生きる~自立をめざして~』の続編として企画されました。
主催者の思い
特定非営利活動法人さぼてんの花は、この10周年を迎えることができたのは、地域の皆様のご支援のおかげと感謝の言葉を述べています。この記念イベントを通じて、障がいを持つ方々やその支援者に関する問題をともに考える機会を提供し、さらには地域福祉のあり方に関する理解を深めたいとしています。
「重症心身障がい者とその家族、支援者がともに生きる日常」をテーマにしたこの作品をきっかけに、多くの人々にご関心を持っていただけることを期待しています。また、この上映会とトークイベントが一人一人の意識を高め、さらに広く取り組むきっかけとなることを望んでいます。
お問い合わせ
このイベントに関する詳細や問い合わせは、
特定非営利活動法人さぼてんの花のFacebookや
公式YouTubeチャンネルをご覧ください。また、イベントウェブサイトもチェックして、最新情報を入手してください。
この機会にぜひ、あなたも特定非営利活動法人さぼてんの花の10周年記念イベントに参加し、福祉の未来について考える機会を持ちましょう。