仙台駅発酵文化拠点
2023-12-27 18:07:16

仙台駅一階に発酵文化の新たな拠点が誕生

仙台駅に新たな発酵文化の拠点が誕生



2024年春、仙台駅一階にて新しい発酵の場『SENDAI STATION BREWERY Fermenteria(仙台駅ブルワリー ファーメンテリア)』が開業します。開業を手掛けるのは、勝花藏株式会社(代表取締役:伊澤優花)で、コロナ禍からの3年間の準備を経て、地域を活性化する新しい名所としての役割を目指しています。

Fermenteriaの意義


この『Fermenteria(ファーメンテリア)』という名前は、「発酵を行う場所」という意味が込められています。生物学的な奇跡である発酵と人の感性が交差することで、地域コミュニティに根ざした「街の発酵屋さん」として親しまれることを目指しています。

提供される価値


1. 幻の生酒の魅力を届ける


これまで酒造りは制度的に限られた組織だけが行うものとされ、本当の出来立ての酒を楽しむ機会は極めて希少になっていました。しかし、SENDAI STATION BREWERY Fermenteriaでは、タンクから出たばかりの生酒を提供することで、その貴重な体験をお客様にお届けします。ビールの本場ドイツには「美味しいビールは醸造所の煙突が見える範囲で」といった有名な言い回しもあり、ここでも「出来立て」の美味しさへのこだわりを感じることができるでしょう。

2. ユニークな酒蔵デザイン


この醸造所の設計理念は、通常とは逆の発想から生まれました。自家醸造のスペースを広げ、30個の透明タンクを壁に並べ、その様子を目の前で楽しめるようにしています。来場者は、米が酒に変わっていく過程を観察することができるため、発酵の進化をリアルに感じることができるでしょう。

3. 新しいエコノミーサイクルの構築


また、ここで醸造されたお酒はテイクアウトとして直接消費者に販売されるほか、周辺の飲食店にも卸されます。これにより、酒造りだけでなく提供者による付加価値の創出機会を設け、造り手・伝え手・飲み手が顔を合わせる経済循環を実現します。この「そこで造られ、付加価値が得られ、そこで消費される」流れを構築し、地域経済に良い影響を与えることを目指しています。

一緒に新しい発酵の体験を


さらに、国際物流が発展する中で、「そこに行かないと体験できない価値」が求められています。透明タンクの採用により、酒が変わっていく過程を見ることができるこの場所は、仙台駅という立地を最大限に活かしたユニークな体験となります。

SENDAI STATION BREWERY Fermenteriaの開業は、地域の活性化に寄与し、国内外から訪れた人々に新たな発酵文化を体験してもらうことを目的としています。最新情報は公式SNSを通じて配信されるので、ぜひチェックしてみてください。


【お問い合わせ先】
勝花藏株式会社
Email: [email protected]

会社情報

会社名
勝花藏株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区東勝山3-14-5
電話番号
080-3332-9325

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