マネースクエア2026年展望
2026-01-01 00:21:37

2026年幕開けに寄せて:マネースクエアが目指す未来とは

2026年 幕開けに寄せて



2025年の市場動向を振り返ると、昨年はさまざまな変化がありました。特に、米ドル/円が年初に158円を超える円安が進行し、その後、日本銀行が17年ぶりの利上げを実施しました。この利上げが円相場に影響を与え、さらに4月にはトランプ相互関税ショックの影響で急激に円が高騰し、一時140円を割る場面も見られました。

年の後半に入ると、高市政権が発足したことにより、「高市トレード」と称される円安・株高の動きが見られました。特に11月には日経平均株価が初めて5万円を超えるという歴史的な瞬間が訪れ、日本市場は大きな転機を迎えました。このような年を通じて、私たちが痛感したのは、的確で柔軟な資産運用の重要性です。

さて、2026年の市場展望に目を向けると、依然として我が国の追加利上げへの期待が高まっていることが伺えます。欧州やカナダでは利下げの可能性が低下する中、アメリカでは逆に利下げが期待されるなど、各国中央銀行の金融政策が今後の市場の動向を大きく左右するでしょう。加えて、世界的な軍事緊張が続いているため、地政学リスクにも注意を払う必要があります。

株式会社マネースクエアでは、「トラリピ」という手法を用いて、以前より様々なレンジ相場での運用をサポートしてきましたが、昨年3月には新機能「レンジシフト」を導入しました。これにより、トレンド相場でも設定したレンジが自動で変化し、より快適なトラリピ運用が可能になりました。また、9月には新たに「米ドル/シンガポールドル」という通貨ペアを追加し、さらなる分散投資の促進を図っています。

お客様の関心が高まっている状況の中で、私たちは「お客様との直接の対話を重視したい」との思いから、昨年の7月から今年の3月までの間、日本各地の主要都市を巡る全国セミナープロジェクトをスタートしました。目的は、相場の動向だけでなく、お客様の貴重な意見を聞き、当社のサービスや商品に反映させることです。

さらに、8月にはSBIリクイディティ・マーケット株式会社及び日本航空株式会社が当社の新たな株主となりました。これにより、より多くのお客様の資産運用ニーズに応えられるよう、サービスの質を向上させていくことが可能になりました。

2026年も、創業以来掲げてきた「お客様視点を優先する」という理念のもと、真摯にお客様に寄り添い、人生を豊かにするサービスの拡充に努めます。SBIグループの金融テクノロジーとJALのブランド力を結集し、革新的なサービスを提供することでお客様の資産運用に新たな価値をもたらしてまいります。

新たな年が皆様にとって幸多き一年となりますよう、心より祈念申し上げます。そして変わらぬご愛顧、ご指導をお願い申し上げます。

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会社について



株式会社マネースクエアは、個人投資家向けに長期的な外貨運用に関するサービスを提供している企業です。2002年に設立以来、業界に先駆けた分別管理信託や低レバレッジの運用方法を推奨し、特許取得済みの注文管理ツール「トラリピ」による効率的な運用を提供してきました。投資家教育にも力を入れ、安定した注文を支える技術を保持しています。

私たちは今年もお客様とともに歩み続け、豊かな社会づくりに貢献する所存です。今後のマネースクエアにご期待ください。

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