「PROCOLLA」受賞の舞台裏
2025-12-18 12:48:22

AIを活用した工程管理システム「PROCOLLA」が建設DXアワードで受賞

AIクラウド工程管理システム「PROCOLLA」受賞の意義



2025年12月、東京都で開催された「第10回 JAPAN BUILD-建築の先端技術展-第5回 建設DX展」において、株式会社ArentのAIクラウド工程管理システム「PROCOLLA」が建設DXアワード2025の生産性向上部門賞を受賞しました。この受賞は、DX(デジタルトランスフォーメーション)による建設業界の技術革新を象徴するもので、多くの注目を集めています。

建設DXアワードとは?



建設DXアワードは、業界のDX推進を目的としたイベントで、先進的な技術や取り組みを評価するプログラムです。今回のアワードには、43社が参加し、6つの部門に分かれて審査が行われました。各部門から選ばれたファイナリストが決勝戦に進出し、その中で「PROCOLLA」が生産性向上部門賞に輝きました。この受賞は、業務効率化と作業の属人化解消を目指した同システムの取り組みが評価された結果と言えます。

PROCOLLAの特長と評価



「PROCOLLA」は、工程管理業務の課題解決だけでなく、AIを用いた業務の自動化といった先進性も持ち合わせています。さらに、他の業務システムとも連携可能な将来性が評価されました。審査員からは、具体的な活用イメージを示すことによって、AIの自動実行機能に対する驚きも表明されています。

審査員のコメント



  • - AIが楽に業務を自動化することができるという点で期待が持てる
  • - 他業務システムとの連携を考慮した設計が未来に向けた可能性を感じさせる
  • - 現場で実践的に使える設計で、実際の生産性向上に寄与することが期待できる

受賞の背景と今後の展望



受賞に際して、アレントの営業部長である前田毅は、「PROCOLLA」を評価してもらえたことを誇りに思うと述べ、その背景には従来の工程管理に存在する多くの課題があったと説明しました。特に作業の属人化やデータが分散している現状に立ち向かうために、同システムが開発されたという信念が込められています。今後は、さらに現場のニーズに応えながら技術を進化させ、建設現場に貢献していく所存です。

PROCOLLAの機能と目的



「PROCOLLA」は大林組の監修のもとに開発され、クラウド管理を実施する工程管理システムです。現場の生産性向上と、組織全体のデータ利用促進を同時に実現する目的で作られています。これは、従来の方法では難しかった業務改善を可能にする革新的な製品です。

株式会社Arentの未来



株式会社Arentは、「暗黙知を民主化する」ことをミッションに、建設業界のDXを推進しています。クライアント企業と協力し、課題解決に向けた取り組みを進めており、数々の技術やサービスを展開しています。このように、アレントは建設業界の構造的な問題にテクノロジーの力で立ち向かい、日々進化を続けています。

会社情報



  • - 会社名: 株式会社Arent
  • - 所在地: 東京都港区浜松町2−7−19 KDX浜松町ビル
  • - 代表者: 鴨林広軌(代表取締役社長)
  • - 設立: 2012年7月2日
  • - 資本金: 8億75百万円
  • - 事業内容: 建設業界向けのDXコンサルティング、システム開発、販売
  • - コーポレートサイト: arent.co.jp


受賞を契機に、今後も「PROCOLLA」とともに建設業界におけるデジタル変革を進めていくこととなるでしょう。アレントの挑戦は、これからも続きます。


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会社情報

会社名
株式会社Arent
住所
東京都港区浜松町二丁目7番19号KDX浜松町ビル3階
電話番号

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