EV電池材料を巡る競争戦略とは?
2025年10月1日、株式会社知財ランドスケープの代表取締役社長であり、弁理士AIPE認定シニア知的財産アナリストの山内明氏によるセミナーが開催されます。このセミナーでは、EV電池材料に関する競争戦略について焦点を当て、特許情報を元にした技術開発の潮流を解説します。
1. セミナーの概要
本セミナーは、最近のEV市場の急成長に伴う電池技術の進化や、市場競争に対してどのような戦略が取られているのかを掘り下げる内容です。
参加者は、重大な技術革新や競争の最新状況を学ぶことができ、今後のビジネス戦略に役立てる貴重な情報を得ることができます。
2. セミナーの詳細
- - 日程: 2025年10月1日(水) 午前9時30分~11時30分
- - 受講方法:
- ライブ配信(Zoomウェビナー)
- アーカイブ配信(2週間視聴可)
3. 重点講義内容
この講義は、EV市場の最大の市場である中国における充電システムの進化や、急速充電技術の開発状況を強調します。特に注目すべきは、テスラの急速充電インフラの展開に伴う各プレイヤーの戦略です。
急速充電はもはや、主要国の電池メーカーやEVメーカーにとって新たな競争の軸となりつつあります。セミナーでは、以下の3つのテーマに分けて、技術開発の動向を紹介します。
シリコン負極の潮流
シリコンを使った負極により電池の容量向上と急速充電が同時に実現される趨勢が見受けられます。特許出願情報に基づき、シリコン負極の採用が進んでいる理由やその可能性を解説します。
- - 例: 米ENEVATE社のナノ粒子化技術や韓国企業によるカーボンナノチューブの併用など。
多観点技術の組合せ
補完分析を通じて、複数の観点からの技術の組み合わせが振興される背景を探ります。正極材向けの高分散子カーボンナノチューブや、コバルトフリー化に向けた技術開発の事例も紹介されます。
全固体電池の実現に向けた取り組み
全固体電池が持つ可能性についても言及され、特に日本や韓国、米国の企業による競争状況や最新の技術開発を解説し、未来の車両用電池技術の方向性に迫ります。
4. 質疑応答、名刺交換
セミナーの最後には質疑応答の時間も設けられており、参加者同士の名刺交換も可能です。ビジネスのネットワーキング機会としても活用できる貴重な時間となっています。
お問い合わせ
参加を希望される方は、新社会システム総合研究所までお問い合わせください。詳細情報や参加申込みは
こちらからご覧いただけます。
これからEV市場が急激に進化していく中、電池材料に関しての最新情報は見逃せません。このセミナーは、知識を深めるだけでなく、今後のビジネス機会を広げる絶好のチャンスです。