カウンターワークスが新サービス「ショップカウンター常設」を発表し商業施設出店を加速

カウンターワークスが新たな商業出店サービスをリリース

商業不動産のデジタル化を目指す株式会社 COUNTERWORKS が、商業施設への常設出店に特化した新しいメディア『ショップカウンター常設』のβ版を発表しました。このサービスは、出店希望者と商業施設間の情報の非対称性をテクノロジーによって解消し、よりスムーズな出店を実現します。

ショップカウンター常設とは？

『ショップカウンター常設』は、商業施設への常設出店を希望する企業やブランドが利用できるプラットフォームです。このサービスが登場する背景には、出店希望者と施設側の間に存在する情報格差や手続きの複雑さが挙げられます。特に中小のブランドや新興企業が常設店舗にアクセスするのが難しい現状が、このサービスの立ち上げを後押ししました。

実際に行った調査によると、出店希望者の約50%が常設店舗への出店を希望しながらも、情報が不足しているために実現できていません。出店に対する具体的なルールが見えず、手続きが煩雑であることが出店への大きな障壁となっているのです。このプラットフォームを利用することで、これまで感じていた様々な難しさを解消しようとしています。

独自の特徴

1. 有名商業施設への出店機会の提供
『ショップカウンター常設』では、イオンモールやマルイなど、全国の人気商業施設における出店機会を広く提供します。300もの拠点から情報を得ることが可能になり、限られた人脈に頼らなくても一等地へのアプローチが可能になります。

2. 先行出店情報の提供
エンタープライズプラットフォームとの連携により、一般公開前の先行情報も手に入ります。市場に出る前の未公開物件情報をいち早く知ることで、競争優位性を保持できます。

3. 出店希望者の意見を可視化
出店希望者は希望条件を登録するだけで、意向を施設側に伝えることができる「ウェイティングリスト機能」が実装されています。これにより、施設は潜在的なニーズを把握しやすくなります。

4. 双方向マッチング機能
出店希望者だけでなく、施設側も出店希望者を“スカウト”することが可能になるなど、双方が魅力を見出すことができる仕組みが整っています。

今後の展望

カウンターワークスは、今後、施設の魅力を伝えるための専用ページの充実や、出店希望者向けの知識コンテンツの提供、さらにはサポート機能の拡充を計画しています。『ショップカウンター常設』のβ版を利用することで、地域の商業施設に新たな出店者が加わり、多種多様なテナントが揃うことで、地域の活性化にも寄与することを目指しています。