ちゅうぎんインフィニティファンド2号、法律事務所向けDXサービス「クラウドバランス」を提供する株式会社FISTBUMPに追加出資
ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、スタートアップ企業への投資を行う「ちゅうぎんインフィニティファンド2号」を通じて、法律事務所向けDXサービス「クラウドバランス」を提供する株式会社FISTBUMPに追加出資を行いました。これは2022年10月に行われた前回の投資に続くもので、FISTBUMPの事業成長を後押しするものです。
株式会社FISTBUMPは、香川県高松市に本社を置く企業で、法律事務所向けにクラウド型の事件カルテシステム「クラウドバランス」を開発・運用しています。弁護士や事務員、クライアントなど、法律事務所に関わる様々な関係者間のコミュニケーションや書類のやり取りを効率化することで、弁護士の業務負担軽減と労働時間の削減を目指しています。
今回の追加出資には、グループウェアなどを開発するサイボウズ株式会社も参加しています。サイボウズは、自社の顧客基盤を活用した販売支援を行うことで、「クラウドバランス」の普及促進に貢献していきます。
ちゅうぎんグループは、地域経済の活性化を目指し、イノベーションを起こすスタートアップ企業への投資を積極的に行っています。今回の出資を通じて、FISTBUMPの事業成長を支援し、法律業界のDX化を促進することで、地域社会の発展に貢献していくことを目指しています。
「クラウドバランス」が目指すもの
「クラウドバランス」は、法律事務所の業務効率化を支援するだけでなく、弁護士の働き方改革にも貢献しています。従来、紙ベースで行われていた業務をデジタル化することで、弁護士はより専門性の高い業務に集中できるようになり、顧客へのサービス向上にもつながります。
FISTBUMP代表取締役 河本 尚彦氏からのコメント
河本氏は、今回の追加出資について、「ちゅうぎんキャピタルパートナーズ様には、2022年の投資に続き、継続的なご支援を賜り、大変感謝しています。岡山県出身の起業家として、心強く、励みになります。」とコメントしています。
さらに、「クラウドバランスは、法律事務所のDX化に貢献しており、今後も事業を加速させていきたいと思います。」と意気込みを語っています。
今後の展望
FISTBUMPは、今回の追加出資を機に、「クラウドバランス」の機能強化と販売体制の強化を進め、更なる事業拡大を目指しています。法律業界におけるDX化は、今後ますます進むことが予想され、「クラウドバランス」は、その中心的な役割を担っていくことが期待されています。