WMパートナーズ、Edeyans社における追加投資を発表

WMパートナーズ、Edeyans社への投資を強化

WMパートナーズ株式会社は、2023年において、株式会社Edeyansに対し追加投資を行うことを発表しました。この投資は、管理運営するWMグロース5号投資事業有限責任組合を通じて実施されたもので、総額約6.7億円に達します。この資金調達により、Edeyans社は事業拡大を加速し、急成長を続ける観光需要に応える計画です。

Edeyans社のビジョンとは

Edeyans社は「世界中の宿泊を支え、感動を生む」という明確なミッションを掲げています。これを実現するため、宿泊体験の質を向上させ、業界全体の水準を引き上げるプラットフォームの構築を目指しています。主に二つの事業、AIを活用した客室清掃DXプラットフォーム「Jtas（ジェイタス）」と宿泊施設向けの客室清掃オペレーションサービスを展開しています。

特に「Jtas」の導入は、国内の五つ星ホテルなど大型ホテルチェーンへの採用が進み、市場でのシェアを急速に拡大させています。この成功は、顧客のさらなる信頼を得るために不可欠です。

投資のポイント

追加投資の背景には、Edeyans社の二つの事業の「再現性」に対する信頼があります。WMパートナーズは、この成長可能性に着目し、資金を提供しました。具体的には、AIを活用した新機能の開発やクリーンサービスの拡大、さらにはM&Aによるさらなる成長が期待されています。

未来への展望

Edeyans社は今回調達した資金を用いて、宿泊清掃オペレーションの質を向上させるためのさまざまな施策を実施する計画です。AIを駆使した自動アサイン機能の充実や多言語への対応などがその一環として挙げられます。また、全国の主要都市へとサービスを展開していくことも視野に入れています。

このような取り組みを通じて、Edeyans社は清掃や客室のオペレーションにおける新たな基準を設け、業界全体のスタンダードを更新することを目指しています。

WMパートナーズの支援内容

WMパートナーズは、単に成長資金を提供するだけでなく、企業の経営者と共に課題解決や成長戦略を練る立場にもあります。また、役員の派遣やIT支援なども行い、多面的に企業の成長をサポートしています。特に中堅・中小企業へのエクイティパートナーとしての役割を果たすことで、事業承継や資本再編などのニーズにも応えていく所存です。