港区、公式Xアカウントを7つに再編成
港区では、これまで18のXアカウントを利用して地域の情報を発信していましたが、情報が分散し、利用者にとってわかりづらいとの声が上がっていました。そこで、2023年9月1日より新たに公式アカウントを7つに集約し、より明確で受け取りやすい情報発信を行うことが決定されました。
1つのメインアカウントと6つのジャンル別アカウント
新たなアカウント構成では、1つのメインアカウントと、以下の6つのジャンル別アカウントが設けられます。
- - 公式(メインアカウント)
- - 地域情報
- - 子育て・教育
- - 暮らし・手続き
- - 健康・福祉
- - 観光・スポーツ・文化
- - 環境・まちづくり・防災
災害情報や選挙に関する啓発、各学校や幼稚園などの情報については、これまで通りに個別アカウントで運用されます。
再編の核心
再編の主なポイントは大きく3つにまとめられます。
1. 情報受け取りやすさの向上
アカウント名やアイコンに統一感を持たせ、ユーザーに分かりやすく情報を届けるよう工夫をします。さらに、ジャンルが適切であれば、組織ごとの枠に縛られずに情報発信が行えるようになります。これにより、関心のあるジャンルに特化してフォローできるため、必要な情報を効率的に受け取れるようになるのです。
2. 一貫性と探しやすさの向上
ホームページ上でのジャンルに合わせたアカウント構成により、ユーザーが関連情報にスムーズにアクセスできるようになります。これによって、必要な情報を探す際の手間が大幅に軽減されることが期待されています。
3. 発信力とブランド力の強化
メインアカウントをより明確にすることで、港区の情報を広く知りたい人々のニーズに応えようとしています。これにより、ブランド力を高め、利用者にとって「伝わる」広報を実現することを目指しています。
まとめ
この地域と共に進化したり、さまざまな情報をより迅速に届けるための港区の新たな取り組み。この再編成が成功することで、区民や訪問者が港区に関する様々な情報をより入手しやすくなり、地域サービスの質向上にもつながるばかりでなく、住みやすい都市づくりにも寄与することでしょう。これから9月1日のスタートに向け、さらなる効果的な広報施策が展開されることに期待が寄せられています。