インファームとサミット提携
2020-12-02 16:30:01

ベルリン発の次世代農業「インファーム」がサミットと提携し新たな農業モデルを日本へ

ベルリン発の次世代型農業「インファーム」とサミットの提携



ベルリンで生まれた「インファーム(Infarm)」は、都市型農業の新しい形を提案する企業です。彼らが提供するファーミングユニットは、それぞれの作物の成長に最適な環境を提供し、無農薬で新鮮な野菜を育てることを可能にします。この度、インファーム・ジャパンとサミット株式会社が提携し、都内のスーパーマーケットにその技術を導入することが決定しました。

1. サミットとインファームの提携の背景



この提携は昨年中に行われたサミットとインファーム・ジャパンの協議から生まれました。サミットは、日本のスーパーマーケット事情を楽しみながら進化させることを目指す会社で、持続可能な社会を実現するための「GO GREEN2022」を掲げています。その方向性は、環境負荷の低減や食品の安全性を追求するインファームのビジョンと見事に合致しました。これにより、両社はパートナーシップを結び、具体的な取り組みを進めているのです。

2. インファームとは



インファームは、2013年に設立されて以来、都市型農業のリーディングカンパニーとして成長してきました。現在、700人以上のチームメンバーを擁し、世界中で毎月50万本以上の植物を生産しています。

彼らのファーミングユニットは、デジタル制御により遠隔から監視され、植物の育成状況がリアルタイムで可視化されているため、最適な環境で育てることが可能です。このテクノロジーにより、天候に左右されず高品質な作物を安定して生産することができ、特に高級レストランなどからの需要も増加しています。

3. サミットでの具体的な展開内容



この提携により、2021年1月26日からサミットストア五反野店において、インファームのファーミングユニットが導入され、イタリアンバジルやパクチー、レタスなどの新鮮な作物が販売される予定です。この取り組みは、サミットストアの顧客が新鮮な農産物を手に入れることができる新たなチャネルを提供します。

また、今後は他の店舗への展開も討議されていることから、多くの人々がインファームの魅力的な野菜を楽しむ機会が増えることが期待されています。このように、インファームとサミットの提携は、次世代の農業モデルを日本に根付かせる大きな一歩となるでしょう。

4. 結論



インファームとサミットの協力により、持続可能な都市型農業が日本国内でも進展することは間違いありません。この革新的なプロジェクトは、消費者にとっても魅力的な食材の選択肢を提供し、環境への配慮を忘れない社会づくりに貢献することを目指しています。今後の展開に大いに注目したいです。

会社情報

会社名
Infarm – Indoor Urban Farming Japan 株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12
電話番号

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