京都大学オンライン公開講義「立ち止まって、考える」始動
国立大学法人・京都大学は、アフターコロナ社会を見据えたオンライン講義「立ち止まって、考える」を2020年7月よりスタートします。この講義は、全世界に向けた無料配信で、リアルタイムでの双方向の授業形式を取ります。
講義概要
本講義シリーズでは、専門的なトピックに焦点を当てた連続講義と、さまざまな教授陣によるリレー形式の講義が展開されます。全ての講義は、YouTubeとTwitterを通じて視聴可能です。
配信メディア
講義形式
1.
シリーズ講義:同じ教授による複数回の授業
2.
リレー講義:異なる教授による1回完結のセッション
シリーズ講義の例
- - 環境史:科学技術社会とコロナ禍に関する歴史的議論や災害の環境研究
- - 倫理学:パンデミックの倫理学を扱う
- - 地域研究:メディアとコミュニティの関係について
各講義では、教員が専門分野に基づき、社会問題に対して提案を行います。
企画背景
人社未来形発信ユニットは、京都大学の人文・社会科学を広く発信するために設立されました。このオンライン講義シリーズは、新型コロナウイルスの影響を受けた社会を見つめ直すことを目的としています。緊急事態宣言の解除後、社会全体での知の共有がますます重要視されている中、京都大学の教授陣が提案する「新しい人文・社会科学モデル」を示しています。
オリエンテーション
第1回講義に先立ち、オリエンテーションが7月2日(木)に開催されます。このセッションでは、出口康夫教授が講義シリーズの意義や背景を語り、京都大学の総長や著名な建築家がアフターコロナについて語る内容も含まれます。オリエンテーションは、講義選びに役立つ情報を提供する予定です。
オリエンテーション詳細
- - 日時:2020年7月2日(木)19:00~
- - 配信:YouTubeライブ、Twitterライブ
この講義シリーズは、皆さん自身のアフターコロナ社会への道を切り拓くための貴重な機会となるでしょう。知識を深めるとともに、共有した知見を通じて未来を模索する仲間と出会いましょう。