FRONTEO、企業DXを加速する新AIソリューション「KIBIT Libria™」提供開始

FRONTEOが新しいAIソリューション「KIBIT Libria™」を発表

株式会社FRONTEOが、企業内の非構造ドキュメントデータを解析し、業務のDX（デジタルトランスフォーメーション）を支援する新しいソリューション「KIBIT Libria™」の提供を始めました。このソリューションは、FRONTEOが自社専用に開発した特化型AI「KIBIT」を基にしており、自然言語処理技術を活用して、社内に分散した情報を「使える資産」として再編成します。

非構造データの活用がDX実現の鍵に

多くの企業がデジタル技術の導入やDX推進に取り組んでいるものの、成果が伴っていないケースが多数報告されています。ガートナージャパンの調査によれば、全体のわずか8%の企業がデータ利活用において十分な成果を上げていると回答。データ利用の整備と成果の間には大きなギャップが存在します。この状況を打破するためにFRONTEOは「KIBIT Libria™」を開発しました。

このソリューションは、非構造データを整理・評価することで企業内の知見を可視化し、業務プロセスの改善や意思決定の質向上に寄与します。これにより企業の生産性が向上し、データドリブン経営の実現をサポートします。

KIBIT Libria™の主な機能

1. 自然言語処理による探索基盤の構築

KIBIT Libria™は、PDFやWord、Excelなど様々な非構造ドキュメントデータを取り込み、探索を容易にします。専門知識がなくても運用可能な設計にすることで、ユーザーはデータを手軽に扱うことができます。データ投入時には生成AIを活用し、効率的に整備を進めることが可能。

2. 埋もれた情報の発見

このソリューションは単なるキーワード検索を超え、文書全体の類似性を解析することで、関連資料の探索を実現。過去に見落としていたナレッジや業務改善のヒントを発掘する助けとなります。

3. 専門領域へのサポート

FRONTEOは、専門用語や固有表現が多い領域に特化した情報探索と判断支援を行うため、導入・運用の面でも高いサポートを提供。また、専門的な文脈を反映した運用を通じて、正確なナレッジ発掘が可能になります。

4. 技能伝承の推進

KIBIT Libria™では、社内で蓄積されたナレッジをQAデータとして整理し、教育コンテンツとして利用できます。これにより、暗黙知の共有と技能伝承を効率的に推進し、次世代人材の育成にも貢献します。

企業の持続的成長に貢献するFRONTEO

FRONTEOは今後も、独自のAIソリューションの研究開発を継続し、企業のDX推進を支援していく方針です。FRONTEOの目指すのは、情報社会において公平性を実現するためのソリューション提供です。このような取り組みを通じて、企業は競争力を高め、持続可能な成長を遂げることができるでしょう。

詳細情報はFRONTEOの公式サイトをご覧ください: FRONTEO公式サイト

1 ガートナージャパンの調査結果によると、データ活用に成功した企業は8%に過ぎないという報告があります。
*2 ストップワードとは、検索や解析で重要度が低いため処理対象から除外される単語です。