朝日新聞社がSmartDBを導入
株式会社ドリーム・アーツは、業務デジタル化クラウド「SmartDB」を株式会社朝日新聞社が採用したことを発表しました。2025年8月12日より、約3,700名の全社員でこのシステムを使用し始めます。今後、SmartDBを駆使して承認申請や伝票処理などの業務を絶えず効率化し、業務負担の軽減を目指すとしています。
導入背景
朝日新聞社は創刊から150年を経て、持続可能な経営基盤の確立を目指しています。そのために、事業構造の転換と再成長を図るため、業務基盤の刷新に着手しています。現行のシステムは約10年使われており、複雑化が進んでいました。これに対応するための改修には、多大なコストと工数がかかっており、時代の流れに適切に対応することが難しい状態でした。このような背景があり、クラウドシステムへの移行が決定され、SmartDBが選ばれました。
SmartDBを選んだ理由
ドリーム・アーツによるSmartDBは、経理業務のデジタル化に優れた機能を持っています。選定ポイントとして、実績が豊富で安定運用が確認されていること、柔軟なワークフローが構築できる点、日本企業特有の承認フローに対応できることが挙げられます。また、業務の細かな要件にも対応可能で、高い拡張性を持ち、今後のシステム統合にも柔軟に対応できます。
現在、すでに一般会計や債務管理、固定資産、購買申請などの業務運用が始まっています。現行システムの刷新と早期安定運用の実現が期待されています。
コメントの紹介
朝日新聞社のシステム部次長である稗田洋也氏は、新会計システムを導入するにあたり、SmartDBが最も業務要件を満たすと考え選ばれたと述べています。これにより、年間10万件を超える伝票処理が安定的に行える基盤ができたことが強調されています。特に、他社のSaaS製品では実現が難しい高度なシステム連携ができた点も評価されています。
今後は、ビジネスの効率化を進めるとともに、他のSaaSサービスとの連携も視野に入れた更なる活用が計画されているようです。
結論
ドリーム・アーツは、「協創」を理念に掲げ続け、企業の現場力強化と競争力の向上に向けて、引き続き多様なソリューションを提供していく方針です。SmartDBの導入により、朝日新聞社はデジタル化の道を進め、業務効率化を推進することで、時代の変化に適応していくことを目指しています。