新潟のパティシエ学生が献血に手作りチョコを贈る

新潟の学生が献血活動をサポート

新潟県新潟市に所在する国際調理製菓専門学校は、地域社会への貢献を重視し、学生たちが自らの技術で人々をサポートする活動を展開しています。その一環として、2023年2月13日（木）と14日（金）に、新潟県赤十字血液センターの献血ルームにて、パティシエ学科の2年生が手作りチョコレートを献血者に配布しました。この取り組みは毎年恒例となっており、地域の献血推進を目指しています。

手作りチョコレートの魅力

今回、チョコレートを制作したのは、パティシエ学科に在籍する沖野花梨さんです。彼女は「献血チョコで多くの方に食べてもらいたいので、丁寧に美味しいチョコレートを作りました。この機会に献血に来た方々に心に残り、再度献血に行こうと思ってもらえたら嬉しいです」と語り、思いを込めたチョコレート作りに励みました。

学校の教育方針

国際調理製菓専門学校では、教育の基本として「実践教育」「食材教育」「国際教育」「人間性教育」の4つの柱を掲げています。特に実践教育に重きを置いており、地域社会のイベントに積極的に参加することで、学生たちが技術を磨くだけでなく、より良い人間性を育んでいます。今回の献血イベントを通じて、地域に貢献しつつ、学生たち自身の成長にもつなげています。

学校の特色

同校は、調理師や製菓衛生師、栄養士といった国家資格を取得できる多彩な学科を持つ「食」の総合校です。シェフ学科、健康給食学科、カフェ学科、調理師学科、パティシエ学科、栄養士学科などの6学科を中心に、幅広い食に関する知識と技術を提供しています。2025年度からは健康給食学科の名称変更も予定されており、ますます進化を続けています。

地域との繋がり

国際調理製菓専門学校は、地域のイベントへの参加を通じて学生たちの実務経験を積み、地域に根ざした教育を実践しています。献血活動だけでなく、その他のイベントも含め、地域の人々との交流を大切にし、地域振興にも寄与する姿勢を強化しています。これにより学生たちは、技術面だけではなく、社会性や倫理観も身につけることができるのです。