2024年10月23日、東京都港区の建築会館にて開催された全国仮設安全事業協同組合の安全見える化大会で、株式会社ダイサンに勤める梅崎亘生氏が、仮設安全管理への貢献が認められ、栄えある功労者表彰を受賞しました。
受賞の背景
梅崎氏が受賞した理由は、長年にわたる手厚い仮設安全監理活動の成果にあります。株式会社ダイサンは、パーパス「人と現場を守り抜く」のもと、くさび式足場「ビケ足場」や次世代足場「レボルト」の開発・施工を行っており、その取り組みは建設現場での事故撲滅に寄与しています。
厚生労働省と建設業の企業から受託された足場の点検業務を通じて、梅崎氏は豊富な専門知識と実績を活かし、墜落転落災害を防ぐために尽力してきました。この活動が評価され、功労者表彰に至ったのです。
仮設安全監理者とは
仮設安全監理者は、厚生労働省及び国土交通省により「十分な知識・経験を有する者」として認識される有資格者です。この資格を持つ者が行う足場の安全点検は、第三者の目線から詳細に調査され、万が一の事故を未然に防ぐことを目的としています。
株式会社ダイサンの取り組み
株式会社ダイサンは、大阪市に本社を置く企業で、1975年の設立以来、建設現場の安全を最優先にした運営を行っています。同社は、ビケ足場やレボルトの施工サービス、製造、販売、さらには新たにデジタル事業を立ち上げ、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
具体的な製品としては、くさび式足場「ビケ足場」、次世代足場「レボルト」などがあり、そのレンタルや関連資材の提供も手掛けています。さらに、監視カメラや電子機器の開発・販売、教育研修サービスも展開しており、業界全体における技術革新にも寄与しています。
まとめ
今回の受賞は、Daishanの梅崎氏個人の努力だけでなく、彼が所属する株式会社ダイサンの全体的な安全文化の成果でもあります。今後も同社が業界の安全性向上に向けて邁進することに期待が寄せられています。安全で効率的な建設現場の現実化に向けて、彼らの取り組みはこれからも重要な役割を果たしていくことでしょう。