ドリームインキュベータとJICAが共創を目指した新たな取り組み
株式会社ドリームインキュベータ(以下DI)は、独立行政法人国際協力機構(以下JICA)が提案する「全世界開発インパクト創出に向けた民間企業との共創促進に係る調査」を2024年8月から2年6ヶ月間にわたり受託することを発表しました。この調査には、開発途上国の多様化するニーズに応えるために民間企業との連携の重要性が強調されており、政府開発援助(ODA)においてもますます必要とされています。
DIは過去2年間にわたり、JICAと協力し、東南アジア・大洋州地域での官民連携の促進に向けた調査を実施してきました。インドネシアやタイ、フィリピン、ベトナムといった地域において、DIは企業とJICAとの間での共創を支援し、新たなビジネスの展開を促しています。今回の調査では、DIが持つ産業およびビジネスプロデュースの専門知識が活かされ、さらに広範な地域とセクターで共創の機会を創出することを目指します。
意見交換・ネットワーキングイベントの開催
この新たな取り組みの一環として、DIは東南アジア地域でのビジネス展開に興味を持つ企業を対象に、意見交換やネットワーキングのためのイベントを開催します。このラウンドテーブルイベントでは、JICAの各セクターの動向や取り組みの紹介に加え、企業とJICAとの共創の意義についてのセミナーも行われます。
イベントは2024年12月19日に実施され、対面参加の他、オンラインでの参加も可能です。各企業は、以下の3つのテーマについてそれぞれのエリアでのラウンドテーブル形式で意見交換を行います。
- - ベトナム × 宇宙
- - インドネシア × 水産
- - フィリピン × コメ
このイベントは、特に地域におけるビジネス展開のヒントを提供し、企業間のつながりを深める貴重な機会となるでしょう。対面の参加者は、各テーマに関心を持つ企業関係者で、最大2名までの参加が可能です。参加者はOnlineおよび対面で個別相談会も受けることができ、直接の意見交換や情報提供が行われます。
DIの社会的使命と意義
DIは、「社会を変える 事業を創る」という理念のもと、国内外の企業との連携を強化し、革新的な金融スキームを活用した新たな途上国援助のモデルを提案しています。JICAと共同で進めるこのプロジェクトは、グローバルな社会課題解決に向けた新しい試みであり、より多くの企業と連携することで、より大きな社会的インパクトを創出することを目指しています。
これにより、官民連携や新規事業の創造が進むことで、持続可能な成長と地域活性化に寄与することが期待されます。これからもDIは、さまざまな分野との共創を促進し、イノベーションを通じて社会問題の解決に取り組んでいくでしょう。
参加方法
このイベントに参加希望の方は、指定の申込サイトから申し込みを行う必要があります。参加は無料で、締切は2024年12月12日となっています。関心のある企業関係者はぜひご参加ください。
各企業が持つ独自の知見やアイデアが、この共創プロジェクトを通じて具体化され、社会に新しい価値を生むことが期待されています。今後の成長が楽しみな展開です。