アイルランドと川越が織りなすコラボウイスキーが登場！

アイルランドと川越のコラボレーションウイスキーが誕生

新たにアイルランドと日本の地域資源が見事に融合したウイスキーが登場します。その名も「クロナキルティシングルポットスチルウイスキーコエドビールカスクフィニッシュ」。このユニークなウイスキーは、アイルランドのクロナキルティ蒸溜所と埼玉県のコエドブルワリーとのコラボレーションから生まれました。

商品誕生の背景

「クロナキルティシングルポットスチルウイスキーコエドビールカスクフィニッシュ」は、2023年5月14日から1,200本限定での販売が開始されています。クロナキルティ蒸溜所は、地元産の農作物や再生可能資源を重視したウイスキー造りを行う伝統のある蒸溜所です。一方、コエドブルワリーは有機農業に基づく持続可能なクラフトビールの製造を実践しており、その理念には深い共鳴があります。

このコラボレーションは、単なる経済活動にとどまることなく、両社の職人技や地域への思いが込められたプロジェクトとして発展を遂げました。クロナキルティが用意したラム樽を使用し、川越産のサツマイモ「紅赤」を活かしたストロングアンバーエール「After Nine」を約1.5ヶ月間熟成させ、その樽が再びアイルランドへ送り返されることで、このウイスキーは1年間もの歳月を経て完成しました。

テイスティングノート

ウイスキーの香気は、サツマイモと熟した果実の甘いアロマが立ち上ります。味わいは、バニラやキャラメルのリッチな風味に、シャキッとした青リンゴの爽やかさが特徴的で、ほのかにはリコリスの余韻が感じられます。特にコエドのサツマイモを用いたビールの特徴がウイスキーに溶け込み、まさに日本とアイルランドのクラフト文化の融合を体現しています。

商品詳細

- 商品名: クロナキルティシングルポットスチルウイスキーコエドビールカスクフィニッシュ
- アルコール度数: 50％
- 容量: 700ml
- 原産国: アイルランド
- 販売場所: 全国の一部酒販店
- 希望小売価格: オープン

コラボレーションにあたり、クロナキルティ蒸溜所のヘッドディスティラーであるオシン・マルカヒー氏は、アイリッシュウイスキーと日本の醸造技術を結び付けたことを誇りに感じていると語っています。品質や革新、伝統への敬意が表されたこの作品を楽しむことで、双方の文化をより深く理解する機会が得られるでしょう。

まとめ

日常のビールやウイスキーに加えて、特別な瞬間を演出するこの「クロナキルティシングルポットスチルウイスキーコエドビールカスクフィニッシュ」は、是非そのガラスを手に取って味わっていただきたい一杯です。国境を越えたこのコラボレーションは、ただの飲み物ではなく、地域と人々の交流の象徴とも言える存在です。乾杯の際に、両国の友情を感じながら楽しむのも良いでしょう。