スパイク社が新規サービス「Joint Approach Tools」を開始、内部統制整備を効率化

スパイク社が内外部統制整備を革新

スパイク株式会社とその会計事務所が、上場準備に特化した新しいサービス「Joint Approach Tools」（通称JAT）を発表しました。このツールは、これまでの「Joint Approach」メソッドを基にしており、企業の内部統制整備プロセスをよりスムーズに、効率的に進めることを目的としています。

Joint Approachメソッドの総論

Joint Approachは、上場準備時に多くの企業が直面する課題を解決するために開発された内部統制整備のアクション・メソッドです。特に、以下のような企業が抱える問題を解消するために役立ちます。

- 外部専門家による大量の課題抽出が原因で混乱する社内環境
- 整備されていない社内規程や特殊な会計処理に気を取られ、基本的なプロセスが後回しにされること
- 部門間での衝突により進捗が妨げられる
- 特定の人材に依存しすぎて上場準備が進まない

これらの課題から企業がしっかりと抜け出し、上場を目指すためのサポートが存在することは、非常に重要です。

JATの特徴

JATは内部統制整備のプロセスを自動車に例え、『イグニッション期』『アイドリング期』『クルージング期』の3つの段階に分けて作業を進めることになります。また、JATの中には以下のようなツールが含まれています。

- スターティング・マップ：企業文化や風土の前提条件を明確にします。
- カレント：現在の状況を棚卸し、関係者全員と共有します。
- ジョイント・チェックシート：改善すべき課題とそのアプローチを整理します。
- オプティマイザー：全体を最適化するための方針や計画を策定します。

スパイクグループについて

スパイク株式会社の本社は東京都新宿区にあり、スタートアップ支援や税理士業務といった幅広いサービスを提供しています。代表取締役の田中保則氏は税理士として、企業の成長を支える活動を進めています。

このような背景から、スパイク社は今後さまざまな企業の上場準備をサポートし、内部統制整備を通じて、それぞれのビジョンの実現に貢献することが期待されています。