ブラジルの市場機会を見逃すな！ジェトロと協力したスタートアップ支援

ブラジルの市場機会を見逃すな！

日本のスタートアップが世界での成長を目指す中、特に注目が集まるのがブラジル市場です。ジェトロ（日本貿易振興機構）サンパウロ事務所とブラジル・ベンチャー・キャピタルが提携し、「ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ」を通じて、日系のスタートアップを対象とした支援が強化されることになりました。

ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブとは？

このハブは、日系スタートアップがブラジルを含む南米市場への進出を目指すためのプラットフォームです。現地のアクセラレータと協力して、様々なサポートを提供します。具体的には、

現地ブリーフィングサービス
メンタリング（事業機会・資金調達等）
* 現地パートナー候補やVCの紹介

これらのサービスはすべて無料で利用できるため、日系企業にとっては大きなチャンスとなります。

ブラジル市場の魅力

ブラジルは、2億人を超える人口を擁し、近い将来には日本のGDPを超えて世界5位になると予想されています（Pwcの予測による）。インターネットの普及率は79.1%、スマートフォンの普及率は60%と、すでにITインフラは整備されています。このような状況下で、アマゾンのAWSやグーグル、マイクロソフトといったクラウドサービスの存在は、スタートアップにとって魅力的な開発環境を提供しています。

ウェビナーの詳細

また、2020年6月30日には「南米巨大市場の使い方」というテーマでウェビナーが開催されます。このセミナーでは、南米市場におけるビジネスチャンスを探している日系スタートアップが対象となり、参加費用は無料で、先着100名が参加可能です。多くの企業にとって、ブラジル市場はテスト市場としても魅力的です。

代表者の意気込み

ブラジル・ベンチャー・キャピタルの中山充代表は、「日本のスタートアップ企業にはまだまだ未開拓の市場が多く存在します。特に南米は大きな可能性を秘めており、これからのビジネス展開にとって重要な地域です」と強調しています。彼自身、ブラジルの市場での経験を活かし、日系企業のブラジル進出支援とブラジル企業への投資を積極的に行なっています。