人文知をゲームで楽しむ!GAWとCOTENが手を組む新プロジェクト
近年、ボードゲームの魅力が注目されている中、長野県諏訪郡の「BOARD GAME RESORT GAW」と福岡市中央区の「株式会社COTEN」がタッグを組み、人文知の価値を体感できるオリジナルボードゲームの開発プロジェクトを始動しました。このプロジェクトは、2025年7月に設立されるCOTENのボードゲーム事業部「COTEN GAMES」との共同作業として進められ、2026年には新作ボードゲームが発売予定となっています。
プロジェクトの背景
「BOARD GAME RESORT GAW」は、2024年に長野県諏訪郡原村にオープンするボードゲーム体験施設です。ここではボードゲームを通じて、単なる娯楽だけでなく、大人の思考力やチームコミュニケーションを鍛える機会を提供しています。その背後には、ボードゲームが教育的要素を含むことへの信念があります。GAWは、企業向けの研修プログラムも提供しており、幅広く利用されています。
GAWの代表であるあだちちひろと樋口太陽は、COTENのラジオパーソナリティである樋口聖典の親族であることをきっかけに、COTENのメンバーとの交流が始まりました。ボードゲームを通じて、世代を超えたコミュニケーションが育まれる様子は、深井氏やCOTENメンバーとの親交をさらに深めました。
このような交流を通じて、ボードゲームが提供できる全世代を対象とした「体験」の可能性について共鳴が生まれ、お互いにボードゲームを通じて遊びながら学び、人文知の価値を広めることが社会に貢献することを目指す新しいプロジェクトが立ち上がったのです。
共同開発の目標
COTENは2025年に「COTEN GAMES」を設立し、ボードゲーム制作の本格的なスタートを切ります。新人の開発責任者であるT(Taisei Klasen)氏は、ゲームを介して人文知の価値を体感する機会を提供するためのボードゲームを開発し、COTENのメンバーたちと共に積極的に取り組む方針です。
現代社会では、オンラインでの交流が主流となっていますが、直接ふれ合うことの重要性が再認識されています。COTENは海外のボードゲームが持つ教育的要素に刺激を受け、日本でも誰もが気軽に人文知に触れることができるゲームの普及を目指しています。具体的には、友達やCOTENのファンと実際に集まり、楽しみながら人文知に向き合う新たなきっかけを生み出すことを目指しています。
期待される成果
COTENの代表深井龍之介氏は、ボードゲームを通じて物事を俯瞰的に見る力を養い、ビジネスパーソンにとっての「次の一手」を提供することを期待しています。また、あだちちひろ氏もコラボレーションによって新しいコミュニケーションの形が生まれることに大きな期待を寄せています。
今回のプロジェクトでは、ボードゲームを通じた学びの可能性を最大限に活かし、世代や立場を超えた交流が生まれることを願って、今後の動向に注目しています。さらに、GAWではボードゲームを通じた学びの深化を図るために、振り返りのためのオリジナルツール「9 BENEFITS OF BOARD GAMES」を開発しています。これにより、ボードゲームを介した議論の活性化が期待されています。
GAWの施設においては、ボードゲームを通じて人間関係を深めることが核心にあり、全世代が楽しめる体験を提供することを大切にしています。この取り組みは、9月10日(水)にNHK総合で放送予定の「コント×ドキュメンタリー 笑う会社革命」にも取り上げられることが決まっています。加速していくボードゲーム文化の中で、この新しいプロジェクトに期待が寄せられています。
GAWおよびCOTENの紹介
BOARD GAME RESORT GAWは、八ヶ岳の自然に囲まれたボードゲーム体験施設で、会員制とすることでゆったりとした時間を提供します。また、COTENは世界史データベースとPodcastを通じて歴史の教育とエンターテイメントを兼ねた情報発信を行う企業です。
GAW及びCOTENの今後の活動に、ぜひ注目してみてください。