奈良ホテルの宿帳
2025-03-28 18:52:52

奈良ホテルの宿帳が115年の時を超えて展示再開!

奈良ホテルの宿帳展示、115年の歴史を語る



奈良ホテルは、1909年の創業以来、奈良の地で多くの宿泊客を迎えてきました。この度、ホテルの歴史を象徴する唯一のレジスターブック(宿帳)を約9カ月かけて修復し、2025年3月26日より展示を再開することが決まりました。これにより、長きにわたり失われていた貴重な資料が再び一般の前に姿を見せることになります。

宿帳の重要性



この宿帳は1911年までの期間に宿泊した2,000名以上の情報が記録されており、ホテルの歴史だけでなく、日本の近代旅館業の歴史をひも解く上でも非常に重要な役割を果たしています。奈良ホテルにとって、この宿帳は単なる記録以上の意味を持ち、文化財として大切に保存されるべき資産と位置づけられています。

修復プロセスの詳細



修復作業は、まず宿帳の状態をデジタルカメラで詳細に記録することから始まりました。次に、優しく埃を取り除くドライクリーニングが行われ、その後、破れている部分を補強して装丁を解体しました。修復の過程で見つかったインク吸い取り紙には、当時のグループホテル名が記載されており、文字の復元も成功しました。この作業は、単に物理的な修复だけでなく、歴史的な価値を再生することでもあります。

施設の魅力



奈良ホテルは、奈良公園に隣接し、明治42年に設計された桃山御殿風の建物が特徴です。内装は明治時代の雰囲気を鮮やかに残しており、その姿はまるで美術館にいるかのようです。歴史と文化が交差するこの場所では、訪れる人々が特別なひとときを過ごすことができます。

まとめ



奈良ホテルの宿帳の再展示は、ホテルの115年の歴史を物語る重要な出来事です。修復された宿帳は、歴史を知る重要な手掛かりとなることでしょう。奈良に訪れる際には、ぜひ奈良ホテルを訪れて、その歴史とともに特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。公式ホームページやSNSでも最新情報が発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社ジェイアール西日本ホテル開発
住所
京都市下京区東塩小路町下る東塩小路町901
電話番号

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