アップサイクル生地「Konoko」
2025-11-17 17:28:38

木くずを活用した新素材「Konoko」2026年春にデビュー

新素材「Konoko」の魅力と特徴



2026年2月、注目のアップサイクル生地「Konoko(このこ)」が発売される。これは、マルニ木工が製造プロセスで発生する木くずを利用して作られた新しい素材である。木くずをパウダー状にした和紙糸と、通常の綿糸を組み合わせて織られたこの生地は、環境に配慮したものづくりの一環として、多くの人々に期待されている。

「Konoko」の製造プロセス



「Konoko」は、まず工場で出る木くずを回収することから始まる。主にビーチ、オーク、ウォルナットなどの異なる樹種がミックスされた木くずが使用され、これを粉末状に加工する。そして木くずの水分を乾燥させながら、非常に微細なパウダーに仕上げる。

次に、この木くずパウダーをマニラ麻の繊維とブレンドして、薄く強い和紙を製造する。この和紙をさらに細かく裁断し、撚ることで強度のある和紙糸が完成する。最後に、縦糸に綿糸、横糸に和紙糸を使用して織り上げ、「Konoko」が誕生する。これにより、家具の張地にも適した強度と、和紙特有のさらりとした涼しさ、繊細な質感が表現される。

魅力的なカラーバリエーション



この生地は、アイボリー、ベージュ、グレー、ブラウン、カーキと多彩な4色を展開する。自然素材を利用しているため、それぞれの色合いはおだやかで非常に美しく、木製家具との調和が見事だ。特に、和のテイストを重視したインテリアにぴったりな素材として、多くのデザイナーからも注目されている。

環境への配慮と未来の可能性



「Konoko」の開発は、持続可能な社会を目指す取り組みの一環であり、木くずを無駄にしない形で生まれた製品である。アップサイクルという考え方は、今後も注目されるだろう。環境問題が深刻化する中で、自社の製造過程から得られた副産物を有効活用することは意味のある行動であり、さらにこのような製品が世の中に増えていくことが求められる。

今後の発展に期待



2026年2月の「Konoko」発売に向けて、さらなる情報が届けられることを期待している。新しい素材の出現が私たちのライフスタイルやインテリアの在り方をどのように変えていくのか、今から楽しみである。特に環境に優しい製品に触れることで、消費者が持つ意識も変わってくるだろう。この新たな試みに皆が関心を持ち、未来の環境にも配慮できる選択が広がることを願っている。

今後の展開や製品詳細については、公式の発表を注視したい。


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会社情報

会社名
株式会社マルニ木工
住所
広島県広島市佐伯区湯来町白砂24番地
電話番号
0829-40-5095

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