ウッドデザイン賞2022
2022-07-25 13:00:08

多様な木の活用で未来を切り拓く!ウッドデザイン賞2022の全貌

ウッドデザイン賞2022の概要



2022年の「ウッドデザイン賞」が発表され、特に注目されたのはこの賞の目的です。「ウッドデザイン」とは、木材を活用して社会課題の解決を目指す活動のこと。林野庁が支援するこの賞は、2015年度から開催され、これまでに1,656点の作品が受賞してきました。明確なビジョンを持って木を使用し、持続可能な社会の実現に寄与するアイデアやプロジェクトが求められています。

賞の意義と目的



「ウッドデザイン賞」は、木材の利用を通じて地域の活性化を図り、持続可能な森林管理を促進することを主な目的としており、今年度も鋭意募集しています。応募が状況を反映しているように、多様なライフスタイルと新しい働き方にも適応した作品が求められます。また、木造建築の技術向上や、脱炭素社会への転換といったテーマも重要です。

大臣賞の新設



特筆すべきは、最優秀賞である大臣賞が「農林水産大臣賞」「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」と4つ設けられた点です。これにより、より多くの優れたプロジェクトが顕彰される環境が整います。従来は農林水産大臣賞のみが用意されていましたが、2022年度からは多様な視点での評価がなされることでしょう。

審査委員と新しい風



審査員には、建築家の原田真宏氏が新たに加わりました。原田氏は、マウントフジアーキテクツスタジオを主宰し、地域に根差した建築を重視してきた実績を持ちます。建築・空間分野においては、彼がもたらす視点が重要な役割を果たすことが期待されます。

応募と表彰



応募期間は2022年6月20日から7月31日まで。ウェブサイトを通じての応募が可能で、エントリーには一定の費用が発生します。受賞作品は、合格したもの全てがウッドデザイン賞に選ばれ、優秀賞や奨励賞も設けられています。

また、各部門で提案されるアイデアは、ライフスタイルやソーシャルデザイン、さらには調査研究に至るまで多様化しています。

受賞作品のデータベース



今までの受賞作品は公式サイトに掲載されており、興味ある方は「受賞作品データベース」で過去の成果を確認できます。木製品や空間に関するさまざまな情報が提供されているため、活用シーンのヒントを得ることができるでしょう。

社会への貢献



一般社団法人日本ウッドデザイン協会は、木を活用した社会課題の解決を目指すために設立され、さまざまな企業や団体と連携しながら継続的な活動を展開しています。SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みやカーボンニュートラルの重要性が高まる中、私たちが木材を利用する意義は更に増しています。

まとめ



「ウッドデザイン賞2022」は、木を活用した未来志向のプロジェクトを表彰し、その重要性を広める機会です。新たな次元で木材の活用を考えることで、持続可能な社会の実現に寄与できるでしょう。皆さんもぜひ参加し、未来を切り拓くプロジェクトを共に考えてみましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人日本ウッドデザイン協会
住所
東京都千代田区大手町1丁目2番1号Otemachi Oneタワー6階 ワークスタイリング内
電話番号

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