こんにゃくパーク、2024年度新芋祭りを開催し新メニューを無料提供

こんにゃくパークが2024年度新芋祭りを開催!

群馬県甘楽郡に位置するこんにゃくパークが、2024年11月15日から12月15日までの期間限定で「新芋祭り」を開催します。このお祭りは、毎年恒例のこんにゃく製品プレスリリースの一環であり、特に2024年度産の新生芋を使った特別なメニューを楽しむチャンスです。

消費拡大への取り組み

近年、こんにゃくの消費が減少している傾向があります。2023年のこんにゃく製品の販売額は507億円と見込まれており、過去10年間で約100億円の減少が報告されています。これは、和食離れや暖冬の影響によるもので、特に冬の鍋シーズンにおいて消費が落ち込んでいることが問題視されています。これは、こんにゃくパークが立ち上げた「新芋祭り」イベントの背景でもあります。フランスのボージョレ・ヌーヴォーを参考に、こんにゃくの消費を喚起しようという狙いです。

新芋祭りの特別企画

新芋祭りの期間中、特に目を引くのが「無料バイキング」で提供される「新生芋しらたきのかき揚げ」です。今年の新生芋を使い、軽やかでサクサクの食感を楽しめるメニューで、こんにゃくの新しい食べ方を提案しています。このかき揚げは、群馬の生芋糸こんにゃくを麺つゆに軽くくぐらせ、天ぷら粉をまぶして揚げたもので、特別な味付けが施されています。

また、2024年度産の新生芋を使用した「群馬の生芋シリーズ」4品も新たに販売されます。これにより、こんにゃくの多様な味わいを消費者に提供し、家庭でも簡単に楽しむことができるよう配慮されています。

こんにゃくパークについて

こんにゃくパークは、2014年に前身のこんにゃく博物館から大規模なテーマパークへと進化し、食文化ミュージアムに認定されています。その施設の魅力は、足湯や観覧車、小型アトラクションがあり、家族連れや高齢者まで幅広い層が楽しめる場所です。さらに、2024年7月24日には来園者数が700万人を達成し、年平均100万人以上の来訪者を誇ります。

新芋祭りの開催を機に、こんにゃくの魅力を伝え、消費拡大につなげる努力が続けられています。私たちもこの素晴らしい伝統食を支援し、今一度その魅力を再認識する必要があるのかもしれません。