テクノロジーを富の源泉と捉えた運用が高評価
SBI岡三アセットマネジメントが運用する「日本ニューテクノロジー・オープン」(愛称:地球視点)が、株式会社格付投資情報センター(R&I)が選定する「R&Iファンド大賞2025」において、最優秀賞を受賞しました。この賞は、ファンドの運用成績をもとに評価されるもので、同部門では4年連続の快挙となります。
R&Iファンド大賞2025について
R&Iファンド大賞は、過去のデータに基づく参考情報を提供し、投資家への信頼性を重視した評価制度です。選考は厳正で、投資信託部門では過去3年間、10年間、20年間の運用成績が評価されます。特に、シャープレシオによるランキングが用いられ、その結果に基づいて選ばれます。
審査基準日の2025年3月31日には、国内の公募追加型株式投信が対象となり、選挙リスクや市場の動向も加味されます。より良い運用成果を目指す中で、今回の受賞は多くの関係者の支えあっての結果であると言えます。
運用方針とマーケットへの適応
受賞明けに、当ファンドの運用本部長、宮地徹郎氏は、テクノロジーへの投資が今後の富を生み出す原動力であると信じています。この10年で見られたテクノロジーの重要性は、特に2020年のパンデミック中に顕著であり、バイオテクノロジーやITインフラの進展が多くの企業や労働者を支える役割を果たしました。
テクノロジー投資の実績
「日本ニューテクノロジー・オープン」は、テクノロジーの力を借りることで、過去10年間に分配金の再投資基準価額が175%の成長を実現しました。この成長率は、同期間の配当込みTOPIXを大きく上回るパフォーマンスです。
AI時代へのシフト
今後の10年は、人工知能(AI)が新たな成長のドライバーとなると考えられています。AIが頭脳労働を自動化し、社会のあり方を変革する中で、資産運用においてもAI関連のセクターへの投資が期待されています。
現在、マーケットは高い不確実性のもとで動いており、特定の政治リーダーの発言が市場に及ぼす影響は計り知れません。ファンドはこのチャレンジを受け入れ、リスクのある環境での収益機会を探ります。特に、ヘルスケアやデジタルテクノロジー、防衛産業に注目が集まっています。
今後の展望
引き続き、市場の動きに敏感に反応し、企業理念である「Challenge & Uniqueness」を実践していきます。長期的な資産形成を目指し、変化を力に変えた成長運用をさらに進化させる所存です。定期的な情報提供に努めると共に、顧客の期待を超える運用成果を追求していきます。
60年以上の歴史と経験を活かして、今後とも信頼されるファンド運用を続けてまいります。