SNS利用者のイラッとに迫る!
最近、SNSが生活の一部として根付いていますが、いざ利用してみると様々な不満を抱えることがあるようです。インパクトホールディングス株式会社の子会社、RJCリサーチが実施した調査によると、1,050人の成人が回答したこの調査で、最もイラっとするSNSとして「X(旧Twitter)」が1位に選ばれました。
調査結果の概要
1.
最もイラっとしたSNSは「X(旧Twitter)」
調査で示された結果では、32.6%が「X(旧Twitter)」をイラっとするSNSとして挙げ、2位の「Instagram」とは19.1ポイントも差があります。この傾向は特に20代と30代の若者に顕著で、彼らの間では日常的にこのプラットフォームを使用しながら不満を感じていることが伺えます。
2.
投稿内容とコメントに対する不満
SNS上でのイラッとする投稿内容については、「不確かな情報(デマやフェイクニュース、ゴシップ)の拡散」が最も多く、約50%の人が引っかかっています。また、コメントについては「上から目線のコメント」に対しても約40%の人が不快に感じると回答しました。このように、SNS利用者は情報の信頼性やコミュニケーションの仕方に強い関心を寄せています。
3.
女性のイラッとする割合が高い「Instagram」
特に、女性の20代から40代においては「Instagram」に高いイラッと感を示し、ライフステージの変化に伴って映える投稿に対する感受性が影響している可能性があります。
SNSでの対処法
イラッとした時の対処法としては、「ミュート・ブロック・フォロー解除といった行動が最も多く、全体の約3割がこれに該当します。特に20代から30代に多く、若年層がSNSから距離を置く傾向がある一方、女性は「好きなアカウントを見る」ことで気を紛らわす傾向が見られます。このように、男女間で対処法に明確な違いが現れることが分かります。男性は何もしない、あるいは「お酒を飲む」といった選択肢を好む傾向が強いです。
まとめ
今回の調査から、SNS利用者が抱えるわずらわしさや対処法が浮き彫りになりました。SNSは私たちの生活に欠かせないツールとなっていますが、その一方で多くの人がストレスを抱えているのも事実です。今後は、利用者のニーズに応じた使いやすい環境の整備が求められるでしょう。