子どもたちが未来のエンターテイメントに触れる!
奈良県天理市で行われた『こどもおぢばがえり』において、子どもたちが最先端のエンターテイメントを体感できるドローンショー体験会が2日間にわたり開催されました。協和産業が主催するこのプログラムは、参加者に多くの学びと楽しみを提供する特別な機会となりました。
こどもおぢばがえりとは?
『こどもおぢばがえり』は、1954年に始まり、今年で60回以上を迎える年次イベントです。日本国内外から約25万人の参加者が集まるこの催しは、「生きる喜びを味わい」「ものを大切にし」「仲良く助け合う」という三つの約束に基づき、家庭や社会での絆を育むことを目的としています。このイベントは、文化や信仰を越えて多くの人々が交流する素晴らしい場となっています。
ドローンショー体験会の開催背景
本体験会は、天理教界の協力の下、安藤吉人氏(愛知県名古屋市)と梅原浩司氏(大阪府大阪市)の共同主催により実現しました。彼らは「子どもたちに特別な体験をしてもらいたい」との思いから、このイベントを企画したのです。開催場所は天理大学体育学部キャンパスの陸上競技場で、数百名の子どもたちが二つの体験日に分かれて参加しました。
体験会の内容
座学セッション
ドローンショー体験会は、まず30分の座学から始まりました。このセッションでは、撮影用ドローンとライトショー用ドローンの違いや、使用する機材の特性、プログラミングに関する基礎を学びました。子どもたちは熱心に質問をし、多くの興味を示してくれました。
現場体験
その後、実際にドローンを使った現場体験が行われ、アクリル板の設置から始まり、ドローンの設置やバッテリーの挿入までを体験しました。最後には、実際にドローンを飛ばすことができ、高さ2〜5メートルのホバリングにも成功しました。参加者からは「思ったより軽かった」とか「緊張していたが楽しかった」といった感想が寄せられました。
30機のドローンショー
ドローンショー体験会では、特別に設計された30機のドローンを使用しました。 LEDの点滅やアニメーション表現が強調され、子どもたちが準備したドローンが夜空を舞い、感動を呼び起こしました。ドローンの着陸時には歓声と拍手が送られ、「ようこそおかえり」と温かい言葉もかけられ、充実感に満ちた瞬間となりました。
アンケート結果
体験会終了後に行われたアンケートには、多くの参加者から感謝の声が寄せられました。ドローンの違いや高価な機材に触れる貴重な体験ができたことで、「もっとたくさんのドローンが飛ぶショーを見たい!」という希望の声も聞かれました。また、操縦に興味を持った子どもたちが「ドローンパイロットになりたい」と言ってくれたことも、企画の成功を示す一因となりました。
まとめ
このドローンショー体験会は、単なるエンターテインメントを超え、子どもたちに未来のテクノロジーへの興味を引き出し、貴重な学びと感動を提供しました。協和産業は、今後もこのような特別な体験を提供することで、次世代の育成に寄与したいと考えています。