新しい流れ:メタバースで地域貢献を考える高校生たち
横須賀市(市長:上地克明)と東京都渋谷区に本社を置く株式会社RePlayceが共同で、新たなプロジェクト「はたらく課」を始動することを発表しました。このプロジェクトは、2025年7月7日からメタバース空間において、横須賀市の高校生が地域の課題に取り組むものです。
プロジェクトの背景
現在、若者には「非認知能力」の向上が求められています。そのため、越境学習やアントレプレナーシップ教育を通じて、主体的に考え行動できる力が必要とされています。それを受けて、横須賀市では地域課題解決のために、「はたらく課」を設置します。このプログラムは、横須賀市在住・在学の高校生が自らのキャリアを考えながら地域の課題に取り組む機会を提供します。
プログラムの内容
「はたらく課」では、高校生が実際に地域の課題解決に向けて活動します。具体的には、横須賀市職員や起業家とのセッションを通じてまちづくりの施策を立案してもらいます。参加者は「はたらく課」職員に任命され、自らの思考力や問題解決能力を培うことが求められます。
支援体制について
本プログラムでは、外部講師のほかに横須賀市職員もメンターとして参加し、参加者の活動をサポートします。これにより、実際の地域課題に対する取り組みがより具体的かつ実践的なものになるでしょう。
メタバースでの「はたらく課」
RePlayceが提供する「はたらく部」のメタバース空間に「はたらく課」が新設され、高校生たちはここでさまざまな活動を行います。2025年度のテーマは「YOKOSUKA ラブ!関係人口増加プロジェクト!」です。このプロジェクトは、地域に対する新たな関わり方を模索し、地域との持続的なつながりを考える実践型プログラムです。
参加者の募集について
「はたらく課」の参加対象は横須賀市在住・在学の高校1年生から3年生までで、定員は約20名です。プログラムの参加費は無料で、応募は公式サイトから行えます。応募締切は2025年8月25日までで、申し込み方法も簡単です。
未来への展望
このプロジェクトを通じて、横須賀市在住・在学の高校生たちが自身のキャリアを主体的に考えることを促進します。結果として、横須賀が次世代を担う人材を育成する「教育先進都市」としての地位をさらに強化することを目指しています。
まとめ
横須賀市とRePlayceの新しい取り組みである「はたらく課」は、高校生がメタバースを通じて地域の課題を解決するという新たな試みです。この活動は、彼らの成長だけでなく、地域そのものをより良くするための重要な一歩と言えるでしょう。興味のある方は公式サイトで詳細を確認し、ぜひ参加してみてください!