コグネックス新ソフト4.9
2013-12-19 11:59:21
コグネックス、画期的な検査機能搭載のIn-Sightソフトウェア4.9を発表!生産性向上と品質管理の進化
コグネックス、検査機能を大幅に向上させたIn-Sightソフトウェア4.9を発表
コグネックス株式会社は、最新の画像処理ソフトウェアIn-Sight Explorer 4.9をリリースしました。この新バージョンでは、高度な欠陥検出機能が強化され、製造現場における品質管理、生産性向上に大きく貢献すると期待されています。
従来にはない精度の欠陥検出
In-Sight Explorer 4.9の最大の特徴は、新たに搭載された「傷検査ツール」と「シーン補正フィルタ」です。傷検査ツールは、これまで検出が困難だった微細な傷、変色、焼け跡、ラベルのしわ、くぼみ、剥がれ、ピンホールなどを高い精度で検出します。特に、表面の複雑な形状や微妙な色調の変化を正確に捉えることができるため、自動車部品、消費財、電子部品、食品など、幅広い分野での活用が期待されます。
シーン補正フィルタは、照明条件のばらつきによる画像の明るさムラを補正する機能です。均一な照明状態を確保することで、欠陥検出の精度を向上させ、より安定した検査を実現します。これらの新機能により、これまで人手による検査に頼っていた工程の自動化が可能になり、生産性の向上、コスト削減に繋がることが期待されます。
さらに、In-Sight Explorer 4.9は、従来バージョンから搭載されているInspectEdgeツールやFFDツールとの組み合わせも可能です。これにより、より複雑な検査工程にも対応できるようになり、不良品の排除、ひいてはブランドイメージの向上に貢献します。
工場全体の自動化を促進する統合性
In-Sightビジョンシステムは、Cognex Connect通信スイートを通じて、工場内の様々な装置との連携が容易になります。特に、三菱電機シーケンサMELSEC-Lシリーズとの接続性が強化され、GX Works2ソフトウェアを用いて、設定やモニタリングを簡単に行えるようになりました。
MELSEC-Lシリーズのロギング機能と組み合わせることで、シーケンス動作の記録・分析が可能になり、装置の立ち上げやトラブル発生時の復旧作業にかかる時間を大幅に短縮できます。これにより、工場全体の効率化、生産性の向上に貢献します。
In-Sight Explorer 4.9の主な特長
高精度な傷検査ツールとシーン補正フィルタによる、高度な欠陥検出
InspectEdge、FFDツールとの連携による複雑な検査への対応
三菱電機シーケンサMELSEC-Lシリーズとのシームレスな統合
スプレッドシートとEasyBuilderプラットフォームの両方をサポート
コグネックス株式会社について
コグネックス株式会社は、画像処理技術を専門とする企業として、1988年に設立されました。コグネックスコーポレーションの100%子会社として、日本市場において画像処理システムの販売、サポートを提供しています。世界をリードするコグネックスコーポレーションの革新的な技術と、日本の市場ニーズを深く理解したサポート体制により、多くの企業から信頼を得ています。
まとめ
In-Sight Explorer 4.9は、高度な検査機能と工場全体の統合性を両立させた画期的なソフトウェアです。製造業における品質管理、生産性向上を目指す企業にとって、大きな力となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
コグネックス株式会社
- 住所
- 東京都文京区本駒込2-28-8文京グリーンコート23階
- 電話番号
-
03-5977-5400