アイ工務店が14期連続5,000棟引渡し達成
自由設計の木造住宅で知られる株式会社アイ工務店が、2024年6月の決算において年間引渡し棟数5,000棟を達成しました。この快挙を祝う「年間お引渡し5,000棟 感謝の会」が8月20日、ヒルトン大阪で行われ、約500名の関係者が参加しました。
感謝の会のハイライト
この感謝の会には、アイ工務店のCMキャラクターである第72代横綱・元稀勢の里こと二所ノ関親方と、スピードスケート金メダリストの髙木菜那さんが出席し、会に華を添えていただきました。また、元テレビ朝日アナウンサーの前田有紀さんが司会を務め、会場を盛り上げました。
坂井達也社長は開会の挨拶で、「パートナーの皆様のご支援に感謝し、5,000棟引き渡しを達成できたことを嬉しく思っています。今後は年間8,000棟、売上2,500億円を目指します」と力強く語りました。
パネルディスカッションで業界の話題を深掘り
会のクライマックスには、「住宅着工動向の見通しと次なる事業展開」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。このセッションには、住宅産業研究所の清水直人氏と、当社専務取締役の殿垣和男が登壇し、現在の住宅市場を取り巻く環境について意見を交わしました。
殿垣氏は、「戸建て注文住宅の市場は厳しいが、展示場の増設や社員数の増加、さらに高品質かつ適正価格の商品N-eesを提供することで、アイ工務店が成長している」と述べました。彼はまた、引渡し棟数達成に向けて、パートナーとの連携を強化する意欲を示しました。
新CMも盛況に発表
感謝の会では、新CMもお披露目され、二所ノ関親方と髙木菜那さんがトークを行いました。親方はアイ工務店の地域貢献の象徴である「アイベース」の快適さについて話し、「周囲の良好な環境が選手の成績向上に寄与していることを実感しています」と述べ、その重要性を訴えました。
髙木菜那さんは、CMのオファーに驚いたと話し、「今回のCMを通じて、アイ工務店の魅力を広められたら嬉しいです」とコメントしました。新CMの撮影は、アイ工務店が展開する展示場「アイギャラリー富山」で行われ、その断熱性能を紹介しています。
日本酒ボトルデザイン・コンテストの開催も発表
会の最後には、十一代大樋長左衛門氏が登壇し、アイ工務店が「日本酒ボトルデザイン・コンテスト」を開催することを発表しました。このコンテストの詳細については、今後さらに発表される予定です。
会社概要と今後の展望
アイ工務店は2011年に兵庫県姫路市に開設されたモデルハウスからスタートし、現在では44都道府県に248ヶ所の住宅展示場を展開しています。その結果、延べ2.6万件以上のお客様との信頼関係が築かれ、前年度には6,600棟を超える依頼を受けました。今後もお客様のニーズに応え、「自分が住むなら」という理念のもと、理想の家づくりを支援していく方針です。