博報堂EC+が新たな地域DXソリューションを始動
株式会社博報堂のEC領域に特化したプロジェクト「HAKUHODO EC+」が、地域の魅力を引き出し、ビジネス支援を行う新しいフォーマット「地域DXソリューション」の一環として、「地域産品グロース」ソリューションを発表しました。このソリューションは、株式会社エブリーが運営する動画メディア「TIMELINE」との協業によって実現され、地域産品の魅力を最大限に引き出すことを狙いとしています。
地域DXソリューションの概要
HAKUHODO EC+の「地域DXソリューション」は、全国各地の地方自治体や事業者が抱えるECおよびデジタルトランスフォーメーション(DX)の課題に対して、包括的な支援を提供しています。具体的には、以下のような多彩なメニューを用意しています。
- - 産地直送ECモールの立ち上げ
- - EC事業診断
- - ECモールの運用代行
- - 新商品開発
- - 地域ライブコマース
- - 地域DX教育
- - 観光DX
- - グローバル進出対応
- - ふるさと納税支援
- - ECスタートアップ支援
- - 自社EC立ち上げの更なる道筋
- - 地域オフライン出店の支援
こうした取り組みにより、地域の物産や観光、さらには税制優遇の仕組みを利用した地域振興を強力にサポートしています。
「地域産品グロース」ソリューションの特長
新たに提供される「地域産品グロース」ソリューションは、博報堂EC+の豊富な支援経験を生かし、エブリーのコンテンツ制作能力を駆使することで、地域産品の魅力を広く伝えることを目指します。具体的には、クラウドファンディングを通じて地域の商品を全国にアピールし、短期間で販売促進を図ることができます。
最近は「推し活」という言葉が広まっているように、多くの人々は共感した商品やサービスを積極的に周囲に広めています。この流れを利用して、各地域の隠れた魅力を持つ商品をより多くの消費者に届け、購買意欲を喚起します。エブリーは「TIMELINE」を通じて、地域の商品もドキュメンタリー形式で紹介し、支援者を募ります。
広がる地域の魅力と持続可能なビジネス
本ソリューションは、単なるプロモーションにとどまらず、地域産品の売上を持続的に伸ばすための基盤を築くことを重視しています。ユーザーとの接点を長期的に維持しながら、商品販売からマーケティング全般を支援する仕組みを整えています。特に、博報堂EC+の専門知識を活用しながら、ECサイトの運用や事業計画の策定までをトータルで支援することで、事業の拡大を図ります。
今後の展望と地域貢献
HAKUHODO EC+は今後さらに、様々な地方自治体や事業者との連携を強化し、地域ビジネスの活性化を進めていきます。また、支援の領域を広げるための体制構築や新しいソリューションの開発にも注力し、地域振興に貢献する取り組みを続けていく政策を掲げています。地域に密着した支援を行うことで、日本全国の魅力的な産品がより多くの人に認知され、消費される未来を目指しています。これからもHAKUHODO EC+の活動から目が離せません。