新しい庭を創造
2023-10-30 11:36:43
竹芝の夜に新しい庭を創造する!『みらい作庭記2023』の体験
竹芝の夜に生まれる新たな庭
2023年11月3日と4日の2日間、東京・竹芝に位置するウォーターズ竹芝プラザにて、『みらい作庭記2023』が開催されます。このイベントは、慶應義塾大学の田中浩也教授が率いる研究室と協力し、水辺の複合施設で夜の時間を特別に再構築する試みです。
水辺の憩いの場、ウォーターズ竹芝
ウォーターズ竹芝は、2020年にオープンした地域の憩いのスポットであり、さまざまな施設が揃うハブとして親しまれています。会場となるプラザは芝生広場が広がる気持ちの良い環境で、訪れる人々が「水辺の自由時間」を楽しむことができる場所です。
『みらい作庭記2023』の趣旨
『みらい作庭記』は、平安時代に成立した日本最古の庭園書に由来し、古き良き日本文化を現代に生かす試みです。今年の展示では、3Dプリンタを活用した新しい庭のアイデアが、照明と共に夜の空間を彩ります。「新しい庭」を通じて、未来の可能性を探り、自由に意見を交わす場が提供されます。イベントではハッシュタグ #みらい作庭記 を使い、オンラインでも意見交換が行われる予定です。
展示作品の紹介
展示会では、いくつかのユニークな作品が披露されます。まずは あかりのひょうちゃく です。慶應義塾大学の松岡佑馬さんと髙橋美帆さんが手掛けたこの作品は、「発光生物たちが流木に乗って人間社会に溶け込む様子」を表現しています。彼らの「外灯」としての進化を感じていただければと思います。
次に、知念司泰さんの あかりのたわむれ です。こちらは「人が動かせる外灯」として、暗闇の中で新たな魅力を発見する要素を持っています。従来の静的な外灯とは異なり、状況に応じて自由に動かせる点が特徴です。
そして、岡部紅有さんが制作した オリアソビ では、江戸時代の折り紙を3Dプリントで再現。接触することで動く遊具の楽しさを体験できます。これらの作品は、いずれも新しい形で人々の心に響くものとなることでしょう。
環境への配慮と未来への展望
慶應義塾大学の田中浩也研究室は、持続可能なものづくりにも力を入れています。バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックを使ったプロジェクトは、脱炭素社会の実現にも寄与することを目指しています。また、SDGsの推進にも貢献していきます。
参加を通じて新しい庭の可能性を感じよう
『みらい作庭記2023』は、ただの展示ではありません。未来の庭がどのように起こるのかを考える機会を提供しているのです。来場者は、思い思いの提案やアイデアを持ち寄り、共に未来の庭を描いていくことが期待されています。
この特別な展示を通じて、現代の学生が挑戦する新しい庭づくりを是非体験してみてください。開催期間中、ウォーターズ竹芝でお待ちしております。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人竹芝タウンデザイン
- 住所
- 東京都港区海岸1-10-30
- 電話番号
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