VRChatで楽しむ「劇王Virtual 2025」
一般社団法人メタシアターが主催する短編演劇大会「劇王Virtual 2025」が、メタバースのVRChatにて開催される事が決定しました。上演時間20分、俳優3名までといった制約の中、演劇の新たな可能性を探ります。日本劇作家協会東海支部の後援も受け、2025年5月3日(土)に総合芸術劇場Dramapia内で行われるこの大会は、演劇ファンのみならず、バーチャル空間の新しい楽しみ方を提供します。
「劇王」とは?
「劇王」は、2002年に日本劇作家協会東海支部と長久手文化の家によってスタートした短編演劇コンテストです。観客と審査員の投票によって勝敗が決まるこの大会は、全国各地での盛り上がりを見せています。特に2013年には全国からチャンピオンが集結し、10周年を祝った天下統一大会が実施されました。その後も「劇王」は、新たな地域での開催を続け、2017年には海外からも参加者を迎えたアジア大会としての復活も果たしました。
昨年の2024年には、過去の成功を基に新たな試みを加えた大会が行われました。その結果、劇王は毎年多くのファンに支持され、繋がりを続けています。
VR空間での挑戦
この度の「劇王Virtual 2025」は、VRChatというメタバースプラットフォームでの実施ということもあり、新たな視点から演劇がどう体験されるのか、注目が集まっています。技術の進歩により、距離を超えた観客とのインタラクションが期待されており、まさに演劇の未来を見据えた取り組みです。
大会の詳細
- - 日程: 2025年5月3日(土)21:00~24:00
- - 会場: 総合芸術劇場Dramapia(VRChat内ワールド)
- - 主催: 一般社団法人メタシアター
- - 後援: 日本劇作家協会東海支部
- - 参加条件: 俳優は3名以内、上演時間は20分以内。
- - 審査方法: 観客と審査員の投票による結果
そして、今回は著名なゲスト審査員も参加予定です。
ゲスト審査員紹介
- 東京大学での研究を経て、シェイクスピアを基に全作品を演出する劇団カクシンハンを設立。生成AIの技術を用いるプロジェクトも推進中です。
- 礼賞を数多く受賞し、震災や人災をテーマにした戯曲を手がけています。演劇教育にも力を入れています。
- 全ての作品で脚本と演出を手掛ける他、SNSを通じた作品公開にも注力。若手演出家としての実績も豊富です。
スケジュール
-
1月27日: 情報公開・エントリー開始
-
3月30日: エントリー締め切り
-
4月1日: 当選団体発表
-
4月3日: 組み合わせ抽選会(配信予定)
-
5月3日: 大会本番(配信予定)
エントリーフォームはこちら:
エントリーリンク
公式サイト:
メタシアター公式サイト
やってみたいあなたへ
演劇やメタバースに興味がある方、この機会にぜひ参加してみませんか? VR空間での新しい演劇体験を一緒に楽しみましょう。