SBI証券で新しい米ドルMMFの取扱い開始
SBI岡三アセットマネジメント株式会社が運営する新しい投資ファンド「SBI岡三・グローバル・ファンド・シリーズ - USドル・マネー・マーケット・ファンド」が、2024年12月3日より運用を開始しました。本ファンドは、2024年12月13日からSBI証券での新規募集を受け付けることとなります。このファンドは、高格付けの米ドル建て短期金融商品に投資を行い、元本確保と流動性の維持を図りつつ市場の金利に沿った安定的な収益獲得を目指します。
ファンドの特徴
当ファンドは主に米国債、国際機関債、政府機関債、社債、コマーシャルペーパー、銀行預金、譲渡性預金証書(CD)など高格付けの短期金融商品に投資します。米国の短期金利は先進国の中でも特に高い魅力を持っており、これにより効率的な資産形成を実現することが期待されています。
分配方針
当ファンドでは、日々分配を宣言し、宣言された分配金は毎月の最終取引日経において再投資されます。ただし、将来的な分配金の支払いやその金額は保証されていませんので、投資家はその点を十分に理解する必要があります。
信託期間
本ファンドには明確な信託期間は定められていないものの、信託証書に記載されている特定の条件により終了する可能性があります。また、ファンドの発行済総数が2,000,000,000口を下回り、投資運用会社との協議の上で管理会社が終了を決定する場合もあります。
SBIグループの取り組み
SBIグループは、顧客中心主義のもとで多くの投資家の資産形成を支援し続けることを目指しています。今回の米ドル建てMMFを通じて、投資家のニーズに応じた商品とサービスを提供することで、長期的な資産形成に寄与していく意向を表明しています。
まとめ
SBI岡三アセットマネジメントとSBI証券の共同で取り組むこの新しい米ドル建てマネー・マーケット・ファンドは、短期金融マーケットにおける安定した収益の獲得を目指す革新的な金融商品です。特に米ドル建ての資産運用に関心のある投資家にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
注意喚起
なお、SBI証券では口座開設や管理料は無料ですが、投資に際しては商品ごとに手数料や経費がかかる場合があり、価格変動に伴うリスクも考慮する必要があります。投資商品に投資する際は、そのリスクや手数料についても事前に確認し、十分な理解を持つことが重要です。