竹徳かまぼこの快挙
2022-12-07 10:10:01
新潟の誇る竹徳かまぼこが甘海老しんじょうでグランプリ受賞!
竹徳かまぼことは?
新潟県の竹徳かまぼこ㈱は、その歴史的背景に根ざした美味しい蒲鉾を製造し、最近ジャパン・フード・セレクションで最高評価を獲得しました。この受賞は、同社が革新と伝統を融合させた結果です。
明治から続く竹徳かまぼこの歴史
竹徳かまぼこの始まりは、江戸時代まで遡ります。創業者である竹中酉蔵は新潟の魚町で漁を営んでいましたが、漁の腕には限界があり、やがて蒲鉾屋に転身しました。その後、竹中かまぼこ店を開業し、地元の魚を用いて蒲鉾の製造に着手しました。特に1930年代から高い技術力を持つ竹中徳四郎によって、リテーナ成型蒲鉾を開発しました。
地元への貢献と思いやり
竹徳かまぼこは、自社の製造方法を同業者に無償で提供し、業界全体の発展に寄与しました。この精神は、単なる競争相手としてではなく、協力関係を大切にする姿勢を示しています。経済や消費者の嗜好が変化する中で、同社は地元の食文化と人々の関係を大事にしながら、新たな挑戦をすることを目指しました。
甘海老しんじょうの誕生
時代が変わる中、竹徳かまぼこは新たに「甘海老しんじょう」という商品開発に目を向けました。過去に作っていた揚げしんじょうを思い出し、再度手作りで商品化することで、地元の味を復活させました。手間を惜しまず、県産の甘海老を使用することで、他にはない特徴的な一品に仕上げています。
地域とのつながり
甘海老しんじょうの人気は、地元の料理店との協力や口コミにより広まりました。その結果、近年の地産地消の流れも相まって、多くの人に愛される製品となっています。社長は「地産地消はただの物のやり取りではなく、人とのつながりを大切にすることこそが本当の意味」と語り、地域社会とともに育て上げた製品に誇りを持っています。
ジャパン・フード・セレクション受賞
このような背景により、竹徳かまぼこの甘海老しんじょうは、ジャパン・フード・セレクションにて最高評価を得ました。これは単に製品の品質だけでなく、製品を支える人々や地域の努力が結実した結果です。受賞を受けて社長は、「私たちの商品は、地元の皆さんが支えてくださったから作ることができました」と感謝の意を表しました。
まとめ
歴史と革新が交差する竹徳かまぼこは、地域の人々との絆を大切にしながら、新しい挑戦を続けています。これからもその味と技術を守り続け、新潟の食文化を支える存在であり続けるでしょう。今後の展開にも注目です!
会社情報
- 会社名
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竹徳かまぼこ株式会社
- 住所
- 新潟県新潟市中央区東堀前通11番町1775番地
- 電話番号
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025-222-0223