平安時代の香りが蘇る！カカオハスクのお香が登場

平安時代の香りが蘇る新感覚のお香

日本の伝統的な香り文化を現代に蘇らせる取り組みとして、平安時代にインスパイアされたお香ブランド「Bridge and Blend」（ブリッジアンドブレンド）が、新たな製品『カカオハスクのお香』を発表しました。これは、横浜のクラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS」（バニラビーンズ）とのコラボレーションによって実現したもので、なんとカカオハスクをアップサイクル素材に使用しているのです。

カカオハスクのお香とは？

『カカオハスクのお香』は、廃棄されがちなカカオ豆の外皮を活用した製品です。通常、カカオ豆からチョコレートを製造する過程で、焙煎されたカカオハスクは廃棄物として扱われますが、このプロジェクトではそのカカオハスクを新たな価値に変えることを目指しました。カカオハスクは、その独特の香りを持ちながら、リラックス効果を持つテオブロミンを含んでいるため、心地よい香りだけでなく、癒しの効果も期待できます。

サステナブルな香り体験の実現

この商品は、モリリン株式会社の新規事業室が立ち上げた「Re LABO」プロジェクトから派生したものです。このプロジェクトの理念は、廃棄物を無駄にせず、役立てる再利用の形を創出すること。Bridge and Blendの代表、Hiro Nakayama氏は、「このお香は、伝統的な香りと現代のトレンドを融合させた、新しいサステナブルなアイテムです」と語ります。

使われる原料は厳選されたもの

『カカオハスクのお香』の製品には、サンダルウッド、シナモン、クローブなどの天然素材が使用されています。これらの素材は香りの調和を保ちながら、カカオの風味を引き立てています。香りが立ち上がると、チョコレートの甘さを想起させる柔らかな香りに包まれ、ほっと一息つける時間を提供します。

販売と今後の展望

このお香は2024年9月18日（水）からオンラインにて販売され、実店舗では9月19日（木）から購入可能です。価格は2,200円（税込）で、1箱には15本のお香が入っています。

さらに、VANILLABEANSの鈴木愛氏は、今後もカカオハスクを使った新たな製品を展開していく意向を示しています。忙しい日常の中で、自宅で焚くお香とともに、チョコレートを楽しむひと時を過ごしてほしいとのこと。

まとめ

この『カカオハスクのお香』は、香りを通じてサステナブルなライフスタイルの一環を提案する取り組みです。日本の伝統的な香りと新しい材料を融合させたこのお香は、私たちの日常生活に新しい視点をもたらしてくれることでしょう。みなさんもぜひ、平安時代の香りに浸りながら、心身のリフレッシュを楽しんでみてはいかがでしょうか。