近畿圏マンション事情
2025-08-06 11:24:06

近畿圏の新築マンション価格事情、二極化が進行中!

近畿圏新築マンション価格の二極化が進行中



近年、近畿圏における新築マンションの価格は急上昇しています。特に大阪府、京都府、兵庫県では高成長を見せており、特に大阪駅周辺では数千万円を超える“億ション”が当たり前になってきました。LIFULLの不動産データによると、2025年の新築マンションの平均価格が発表され、今後もこの傾向が続くことが予想されています。

大阪市の新築マンション価格



大阪市内では、一部のエリアで平均価格が1億円を超える物件が増加しています。具体的には、大阪市北区や天王寺区で著しい価格上昇が見られ、特に北区の平均価格は過去に比べて50%も増加し、2億5千万円にまで達しました。また、平米単価も233.8万円と非常に高く、東京23区に近い水準です。これに対し、購入検討がしやすいエリアも存在し、多様な選択肢がますます広がっています。

京都府の動向



京都府でも新築マンションの平均価格が上昇傾向にあります。特に京都市の東山区は、平均平米単価が178.9万円に達し、非常に高額なエリアとなっています。また、京都市左京区や中京区も平均価格が1億円を超える水準となっており、観光名所に近い立地が評価されています。これに伴い、実需層向けの手頃な物件も残っているため、消費者にとっては選びやすい市場となっています。

兵庫県の市場動向



兵庫県では、芦屋市や神戸市中央区で高価格帯の物件が目立ちます。芦屋市の平均価格は1億4,700万円で、平米単価は146.9万円とここでも高水準が続いています。一方で、交通アクセスが良好な立地に位置する他のエリアも多く、住宅購入を検討している人に多様な選択肢を提供しています。

価格二極化が進む市況



ただし、この新築マンション市場には二極化が進んでいます。高価格帯の物件が増える一方、一般的な所得層が手の届く価格帯の物件も多く販売されています。このため、全体的な市場の高騰がある中でも、地域によってはあまり変動がないエリアも存在します。

このように、近畿圏の新築マンション市場は、価格が急上昇する高級エリアと、誰もが手の届く価格帯に分かれる傾向にあります。今後もこのトレンドが続くと予測されており、購入検討者にとっては十分なデータと理解が必要です。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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