スタインバーグの音楽制作ソフト『Cubase 15』発売開始！新機能や魅力を徹底解説

最新版『Cubase 15』が登場！

神奈川県横浜市の株式会社ヤマハミュージックジャパンが、世界中の音楽クリエイターに支持されるスタインバーグ社の最新音楽制作ソフト『Cubase 15』を発表しました。今回リリースされたのは、プロフェッショナル向けの『Cubase Pro 15』、中級者向けの『Cubase Artist 15』、そしてエントリーモデルの『Cubase Elements 15』の3つのエディションです。すべてのエディションが、音楽制作のさまざまなニーズに応える特別な機能を備えています。

音楽制作を変える新機能

『Cubase 15』は、作曲、アレンジ、レコーディング、波形編集、ミキシングという音楽制作の全てのプロセスをサポートする、多機能なデジタル・オーディオ・ワークステーション（DAW）です。今回のバージョンアップでは、以下のような新機能が実装されています。

1. メロディックモードの追加

新しいパターンエディターには、「メロディックモード」が追加され、モノモードとポリモードの切り替えが可能になりました。コードと連携させることもでき、作曲の幅が広がります。

2. 歌声合成VSTiの搭載

新たに搭載された歌声合成のVSTインストゥルメント「Omnivocal Beta」では、キーエディター上で歌詞を直接入力できます。音源パラメータを即座に変更できるため、迅速に歌声合成が可能です。

3. エクスプレッションマップの刷新

『Cubase Pro』では、オーケストラ音源の奏法をより細かく制御できるエクスプレッションマップが刷新され、発音タイミングやキースイッチを個別に調整することが可能になりました。

4. ステム分離機能の搭載

『Cubase 15』では「ステム分離」機能により、音源を最大4つの要素に分離できます。これにより、各要素のオーディオトラック上でエフェクトを簡単に挿入したり、ミュートやピッチ補正が行えます。

5. 新シンセサイザー音源「Writing Room Synths」

ビンテージの豊かなサウンドを持つ新しいシンセサイザー音源が追加され、さらに音楽の表現力が豊かになります。

6. 新エフェクトの追加

自然な音圧感を持つオートゲイン機能や、リアルタイムでピッチシフトが可能な新エフェクトが追加され、音作りの自由度が増しました。

クリエイターのための選択肢

『Cubase 15』は、用途と価格に応じて選べる3つのエディションが用意されています。プロフェッショナルな要求にも応える『Cubase Pro 15』、その中で主な機能を厳選した『Cubase Artist 15』、そしてこれから始める方にも最適な『Cubase Elements 15』と、利用者のニーズに合わせた選択肢が揃っています。

購入方法と注意事項

商品の購入は全てダウンロード版のみで、パッケージ版は未販売です。また、アカデミック版も提供されており、学生や教員向けの特別な価格での購入が可能です。その際には、学生証や教員証のコピーが必要です。アップデートやアップグレードは、Steinberg Online Shopで手軽に行えるため、常に最新の機能を利用可能です。

まとめ

新しい『Cubase 15』は、音楽制作におけるパフォーマンスを一層高めるための多くの新機能を搭載しています。これから音楽を作りたい方や、すでに活躍しているクリエイターにとっても、選択肢の幅が広がる魅力的なソフトウェアです。ぜひ最新の『Cubase 15』を手に入れて、あなたの音楽創作の新たな世界を体験してみてください。