ジーニーとFCE、デジタル変革を加速する資本業務提携を発表
2025年7月24日付けで、株式会社ジーニーと株式会社FCEが資本業務提携契約を締結したことをお伝えします。
提携の背景と目的
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」ことを目指しており、マーケティングDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援に向けた多くのプロダクトを提供しています。また、ジーニーの子会社であるJAPAN AIは、AIを活用したソリューションで未来の社会の構築に貢献することを使命とし、特に業界特化型のAIエージェント「JAPAN AI AGENT」に力を入れています。
一方、FCEは「チャレンジあふれる未来をつくる」パーパスのもと、人的資本の最大化を目指しており、DX推進や教育研修事業を展開しています。生成AI技術を活用した新たなプラットフォーム「FCEプロンプトゲート」も提供し、企業や教育機関でのAI活用支援に取り組んでいるのです。
提携内容
この提携では、ジーニーの営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」やマーケティングオートメーションツール「GENIEE MA」がFCEのDX推進事業や教育研修事業と連携し、双方の顧客基盤を活かして相互にソリューションを提案していくことが目指されています。また、将来的には共同マーケティング活動や、具体的には共催セミナーを開催し、新たな価値の創出に向けた取り組みを進める計画となっています。
具体的な提携内容
1.
資本提携: ジーニーは、第三者割当による自己株式処分でFCEに65,000株を割り当て、総額約99,905,000円で取引を実施します。
2.
業務提携: FCEのDX推進事業や教育研修事業とジーニーのマーケティングSaaS事業との連携を強化し、売上の向上や新規事業の立ち上げを図ります。
これにより、人的資本と営業・マーケティングデータを統合した生産性向上モデルの構築も期待されています。
企業情報
株式会社ジーニー
- - 代表者: 工藤 智昭 代表取締役社長
- - 設立: 2010年4月
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー
- - 事業内容: スマートデジタル広告プラットフォームの提供
株式会社FCE
- - 代表者: 石川淳悦 代表取締役社長
- - 設立: 2017年4月
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿 NS ビル
- - 事業内容: DX推進事業、教育研修事業
まとめ
ジーニーとFCEの提携は、デジタルトランスフォーメーションを必要とする企業にとって大きな期待が寄せられています。両社の強みを活かした高付加価値の提供が待たれる中、今後の展開に注目が集まります。