GOGEN株式会社が新たな経営体制を発表
2023年10月、GOGEN株式会社が経営体制の変更を発表しました。代表取締役CEOには和田浩明氏が、その傍らで新たにCTOに就任したのは楠本朋大氏です。これにより、企業の成長を鑑みた新しいビジョンと戦略が進められることになります。
経営体制の変化
従来の代表取締役であった佐々木勇人氏は退任し、特にCTOの役割を楠本氏に引き継ぐことで、企業の技術的な方向性を一層強化する意図があると見られます。また、執行役員には大久保和彦氏が加わり、チーム全体の連携を強化する体制が整いつつあります。
楠本朋大CTOのコメント
CTOに就任した楠本氏は、不動産の取引プロセスがまだまだ複雑であることに着目し、「あたらしいやり方で、人々によりよい不動産を」というミッションを掲げています。彼は、電子契約、本人確認、火災保険加入、住宅ローン手続きなどを一元管理できるSaaSプラットフォーム「レリーズ」を活用し、業界全体の透明性と効率性の向上に尽力していくと述べています。
彼はまた、「Respect & Update」の精神に基づき、ユーザー体験の向上を重視しつつ、テクノロジーを活かして煩雑な契約手続きを合理化する姿勢を強調しました。この新しいプラットフォームは、利用者に対して使いやすく、分かりやすい体験を提供することを目指しています。
不動産業界への革新
不動産業界はテクノロジーの遅れが指摘される中、楠本氏は業界特有の慣習や規制に対する新たなアプローチを追求し、さらなる革新の余地を見出す意欲を示しました。彼は「Plus α」の価値を提供することを目指し、技術を通じて人々の行動をポジティブに変える取り組みを重視しています。
具体的には、データドリブンな意思決定を支援し、個々の利用者に対して新しい気づきや選択肢を提供することで、市場全体の向上を目指すとのことです。
レリーズプラットフォームの概要
GOGEN株式会社が提供する不動産売買支援ハブ「レリーズプラットフォーム」は、煩雑な契約や書類のやり取りをデジタル化し、業務効率を大幅に向上させることを目指しています。このプラットフォームは、不動産関連の様々なプロセスを一元化し、エンドユーザーにとっての体験向上に寄与しています。
取引が完了した後も、マイページを通じて事業者との継続的なコミュニケーションを支援することで、新たな取引機会を創出することが期待されています。特にリフォームや売却相談等のアフターフォローサービスは、顧客満足度をさらに高める要素になるでしょう。
この新たな経営体制とともに、GOGEN株式会社が不動産業界にどのような革新をもたらすのか、今後の展開に注目です。
会社概要
GOGEN株式会社は2022年に設立され、東京都港区虎ノ門に本社を置いています。不動産売買支援に特化したプラットフォームの企画・設計・開発・販売・運用を行い、業界の進化に貢献しています。