DID/VC実装の新たな選択肢
2025-02-26 15:25:10

Receptとトレードログが連携しDID/VC実装の新たな選択肢を提供

Receptとトレードログが協業しDID/VC実装を強化



株式会社Receptとトレードログ株式会社が連携し、新たなDID(Decentralized Identifier)およびVC(Verifiable Credential)実装の選択肢を提供することが発表されました。これにより、従来のWebサーバー方式に加え、ブロックチェーン方式でのDIDドキュメントの格納が可能になり、企業間でのデジタル証明書の利用が一層円滑に進むことが期待されます。

企業間でのデジタル化を推進する



非金融ブロックチェーン技術において高い実績を誇るトレードログが提供するミドルウェア「YUBIKIRI」を活用することにより、DID/VCの迅速な実装が実現。特に、企業間でのデータ共有ニーズが高まる中、このオプションサービスによってブロックチェーン対応がスピーディに行えるようになります。両社はこの取り組みにより、個別の企業のデジタルトランスフォーメーションを支える体制を整えました。

今までトレードログはエネルギーや検査など特定の産業用途にフォーカスしていましたが、今回の連携によってB2B2Cなどの多様なビジネスモデルにも柔軟に対応できるようになります。具体的な対応チェーンはEthereumやHyperledger Indy、またプライベートチェーンとしてGoQuorumやHyperledger Fabricが予定されています。これにより、今後も多くのニーズに応じた対応が可能になるとしています。

両社代表のコメント



Receptの中瀬将健代表取締役は、「トレードログとの事業提携を具現化し、新サービスをリリースできたことを喜ばしく思います。DID/VCはブロックチェーンと結びつくことで、その分散性をさらに強化し、最適なスキームを提供できる環境が整いました」とコメントしました。

一方、トレードログの藤田誠広代表取締役は、「DID/VC技術は分散型社会の実現には必須です。弊社ではこの技術が合理的に機能することを目指してきました。この度のパートナーシップを通じ、より多くのお客様のニーズに直接応えることができると信じています」と述べています。

社会のデジタル化に寄与する両社



トレードログは2018年に創業し、様々な産業でのブロックチェーン導入を支援しており、特にGX課題やブランドDXへのアプローチに強みを持っています。ユビキタス時代におけるデータ連携を目指す「YUBIKIRI」やエネルギーのトレーサビリティを強化する「ENERGY LOG」など、多彩なソリューションを提供。

一方、Receptは2023年に設立され、デジタル証明書の発行やプロダクト開発を手がけ、アジアで二社目となるEBSIの国際認証を取得しています。このように、両社はそれぞれの得意分野を活かし、デジタル社会の形成に寄与することを目指しています。

今後の展望と関心



DID/VC技術は、特に公的証明書のデジタル化など、急速に進化を遂げつつある分野です。この技術には、本人確認方式の普及や、さまざまな業界におけるデータ共有の効率化が期待されています。両社はこの分野での専門的な知見を生かし、パートナー企業との協力関係を強化していく方針です。

企業の皆様がDID/VCを活用した事業開発に興味を持った場合、ぜひお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。今後のDID/VC領域での動向が楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社Recept
住所
東京都豊島区南大塚2丁目38-1リードシー大塚ビル7階 7-19
電話番号
03-6262-6198

関連リンク

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