スポGOMIワールドカップ2025 北海道STAGEが開催
2024年9月28日、北海道札幌市にて『スポGOMI ワールドカップ 2025』の一環として北海道STAGEが開催されました。この独自のイベントは、「スポーツとごみ拾い」を組み合わせた新たな競技であり、今回は陸上自衛隊の「JGSDF GOMI拾い隊」が見事に優勝を果たしました。
スポGOMIの概要
スポGOMIは、3人1組のチームが指定されたエリア内でごみを拾い、その量や種類に応じてポイントを競い合うスポーツです。制限時間は60分。競技は単なるごみ拾いのみならず、体力やチームワークが求められる本格的な競技形式です。この活動は日本財団の「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施され、国際的な海洋ごみの問題への意識向上を目的としています。
優勝チームの活躍
大会に参加したのは14チーム、合計42名。全チームが同時に豊平川の右岸でごみ拾いを開始し、それぞれが目の前のごみを懸命に集めました。その結果、陸上自衛隊の「JGSDF GOMI拾い隊」が2.58kgのごみを集め、359.7ポイントを獲得して優勝しました。準優勝チームには96.9ポイントの大差をつける圧勝です。2025年9月に東京で開催予定の日本STAGEでもさらなる活躍が期待されます。
大会当日の様子
競技当日は秋晴れのスポーツ日和。優勝チームである「JGSDF GOMI拾い隊」は、現役の自衛官たちで構成されており、その運動能力とチームワークを駆使して圧倒的な結果を残しました。競技中は特にポイントの高い「吸い殻」を重点的に探しつつ、運良く落ちていた「ペール缶」を拾えたことが勝因だとチームは語っています。「ごみが本当に多いことに驚いた」とのコメントも寄せられ、現場での活動がどれほど重要かを再認識させられます。
プロジェクトの意義
このイベントは単なる競技ではなく、環境問題への意識を高める大切な機会です。日本国内のみならず国際的に海洋ごみの問題は深刻です。このプロジェクトを通じて、国民一人ひとりが海洋ごみの現状を理解し、積極的に行動を起こすきっかけを提供することを目指しています。
まとめ
今回のスポGOMIワールドカップ北海道STAGEでは、参加者がただ楽しむだけでなく、環境保全という真剣なテーマに向き合いました。自衛隊のチームが見事な結果を収めたことで、競技の魅力と環境意識の両方が広がっていくことを期待しています。今後のスポGOMIの活動が、より多くの人たちに影響を与えることを願っています。