有田焼のツリー
2014-12-17 18:43:50

有田焼のクリスマスツリー、シュランガイド2つ星店に展示決定!

世界に一つだけの有田焼クリスマスツリー



佐賀県の伝統工芸である有田焼を使った、唯一無二のクリスマスツリーが注目されています。このツリーは、ミシュランガイドで2つ星を獲得した日本料理店「寿修(じゅしゅう)」西麻布に展示されることになりました。

伝統と革新の交差点


この特製クリスマスツリーは、約400年の歴史を持つ有田焼で作られています。内側から光を透過させることで、雪の結晶模様が浮かびあがる淡い緑色が特徴的です。デザインはただ美しいだけでなく、実用的な要素もついています。ツリーの底部はシャンパンクーラーとして、先端部分はグラスとして使用できるという、斬新なアイデアが盛り込まれています。このツリーは、クリスマスシーズンの特別な装飾品として、12月17日から25日まで展示されます。

寿修の思い


日本料理屋「寿修」の店主、先崎真朗氏は、企画段階から熱心にこのプロジェクトに関わり、佐賀出身であることから有田焼に深い思い入れを持っています。彼は「現代にマッチした素晴らしい出来栄えだ」と称賛し、お客様がこの特別なアイテムを通じてクリスマスを楽しむことができるよう心掛けています。シャンパンクーラーとしての使用も提案し、お客様にとって新しい体験を提供しようとしています。

「アーツ&クラフツ商會」の魅力


BS朝日で放送されるテレビ番組「アーツ&クラフツ商會」では、伝統工芸を現代のライフスタイルに取り入れる試みを行っています。第3回目の放送では、この有田焼のクリスマスツリーを紹介し、その背景や制作過程を視聴者に伝えています。江戸切子や美濃和紙を取り上げるなど、多様な伝統工芸の魅力を引き出し、次の放送も期待されています。

有田焼の魅力


有田焼は、佐賀県有田町で生まれた磁器で、1616年に李参平という陶工によって始まりました。以来、日本のみならず海外でも注目され、その美しさと技術は高く評価されています。特に、名工である酒井田柿右衛門が開発した「柿右衛門様式」は、多くの王侯貴族に愛され、富の象徴ともされました。その稀少性と技術の高さは、今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。

まとめ


有田焼のクリスマスツリーは、伝統工芸と現代のライフスタイルを結びつける素晴らしい例です。この冬、特別な体験を求めて「寿修」を訪れることで、心温まるひとときを過ごすことができるでしょう。是非、期間中に訪れて、世界に一つだけのクリスマスツリーを体感してみてください。

会社情報

会社名
株式会社ビーエス朝日
住所
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー16階
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