トゥモロー・ネットがテクマトリックスと連携を強化
株式会社トゥモロー・ネットは、テクマトリックス株式会社のCRMシステム「FastHelp5」と、自社が展開するナビゲーション型対話AI「CAT.AI」(キャット エーアイ)との連携を一層強化することを発表しました。この新たな連携により、顧客情報の自動連携機能が拡充され、カスタマーサポートの質が大幅に向上することが期待されています。
新連携によるメリット
これまで、「CAT.AI」から「FastHelp5」への情報連携はチャットボットを通じて行われていましたが、今回の強化により、ボイスボットの導入が可能となりました。具体的には、通話に関するデータ(着信時間や終話時間)、お客様情報、さらには対話履歴までが自動的に連携されるようになります。このような機能により、オペレーターはリアルタイムで顧客の状況を把握し、より適切な対応ができるようになるでしょう。
2024年5月には、「CAT.AI」が取得した顧客情報(電話番号やメールアドレス、氏名など)が「FastHelp5」に自動で送信される仕組みが導入されます。この新機能によって、オペレーターは過去の対応履歴をすぐに参照でき、迅速で正確なサポートが実現される根拠が示されます。
ストレスフリーなユーザー体験
「CAT.AI」は、ボイスボットとチャットボットを同時に活用することで、顧客にとってわかりやすいナビゲーションを提供します。これにより、顧客はストレスなくサービスを利用することができ、高い完了率と改善されたカスタマーエクスペリエンス(CX)が実現します。リリース以降、多くの企業に導入され、実証検証が進められてきました。
連携拡大の具体的内容
今般の連携強化では、ボイスボットを利用した際の情報がより多く記録され、対応品質を向上させるためのデータも自動的に蓄積されます。例えば、通話時間や問い合わせの内容(契約内容の確認など)が新たに連携されるため、顧客への対応力がアップします。こうした連携によって、顧客情報や履歴が一元管理され、オペレーターは迅速かつ的確に顧客に応対できます。
企業のデジタルトランスフォーメーションを加速
トゥモロー・ネットは、今後も「CAT.AI」と「FastHelp5」の機能連携をさらに進め、AIによる顧客対応の業務効率を高め、企業のCX向上やデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する方針です。
まとめ
トゥモロー・ネットとテクマトリックスの連携強化は、カスタマーサービスの質を向上させるための重要な一歩です。この新たな連携により、今後の顧客対応がどのように変わっていくのか、大いに期待が寄せられています。