ABEJAと損保ジャパン
2025-10-01 18:38:49

ABEJAと損保ジャパンが業務支援ツールを実現し業務効率化を推進

ABEJAと損保ジャパンが業務支援ツールを実装



株式会社ABEJA(東京都港区、CEO:岡田陽介)が、損害保険ジャパン株式会社(社長:石川耕治)と連携し、業務支援ツールを構築しました。このツールは、損保ジャパン社内の業務プロセスを効率化するために設計され、Palantir Technologies Japanが提供するFoundryというプラットフォームを使用して実装されています。

業務支援ツールの背景



2022年に損保ジャパンが推進した「災害対応プロジェクト」において、ABEJAはそのノウハウを活用し、業務の改善に寄与しました。このプロジェクトでは、大規模自然災害が発生した際に必要な情報が複数のシステムに散在していたため、業務に多くのリソースと時間がかかっていました。この課題を受け、ABEJAと損保ジャパンは、業務オペレーションを大幅に改善するためのアプリケーション開発に取り組みました。

業務の効率化実現



新たに構築した業務支援ツールは、社内での煩雑な作業を簡素化し、業務の精度とスピードを向上させることを目指しています。従来のプロセスでは、書類の印刷や仕分け、進捗管理に多くの労力が必要でしたが、業務支援ツールの導入によりこれらの作業が効率化されました。実際に、このツールを利用することで、約21%の業務が効率化され、お客様への保険金支払いが迅速に行えるようになりました。

ABEJAのアプローチ



ABEJAは「ゆたかな世界を、実装する」という理念のもと、ミッションクリティカルな業務へのAI導入を支援するデジタルプラットフォーム事業を展開しています。このプラットフォームは、生成AIやディープラーニングなどの最新技術を活用し、人とAIの協力によって運用されています。2022年以降、ABEJAは様々な企業での導入実績を重ねており、技術による産業の変革を推進しています。

さらに、ABEJAは損保ジャパンとの連携を通じて、業務プロセスの調査を行い、データの収集・統合を徹底し、ユーザーインターフェイスの向上にも取り組んでいます。その結果、損保ジャパンは保険金のアンダーライティングや支払い業務において、業務効率化を促進しています。

今後の展望



ABEJAは、今後も業界を超えて異なる企業との連携を強化し、人とAIが協調して働く新たなビジネスモデルを構築していく考えです。これにより、業務のデジタル化や効率化を進め、より良いサービス提供に繋げていく予定です。

業務支援ツールの実装は、ABEJAが取り組む業務効率化の一環であり、今後の成長に向けた重要なステップとなるでしょう。技術革新により、業務の効率化が進むことで、損保ジャパンは更なる顧客満足度の向上を目指します。


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会社情報

会社名
株式会社ABEJA
住所
東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階
電話番号

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