ZenGroupの誇る多様性とLGBTQへの取り組み
越境ECをトータルで支援するZenGroup株式会社が、LGBTQ+に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標2024」で見事「ゴールド」を受賞しました。この受賞は、企業の多様なバックグラウンドを持つ人材の活用や、職場環境の向上へ向けた施策が高く評価された結果です。
PRIDE指標とは?
「PRIDE指標」は、任意団体work with Prideが2016年に策定したもので、日本初のLGBTQに関する企業の取り組み評価指標です。この指標は、Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の五つの要素から構成され、各要素で一定の要件を満たすことで認定を受けることができます。ZenGroupは、2023年に「シルバー」を受賞した実績を経て、2024年の受賞を果たしました。
多様性を尊重した企業文化の構築
ZenGroupは、採用において年齢、性別、性的指向、性自認、人種、国籍などを問わない方針を掲げており、現在では31か国からの人材が在籍しています。大阪本社では、約46%が外国籍の従業員です。このような多様な人材が集まることで、世界の顧客ニーズに対応した商品開発ができると考えています。
具体的な取り組み内容
1. 社外機関との連携
2024年には、大阪で約50社のダイバーシティ担当者が参加する「ダイバーシティ西日本勉強会」でLGBTQに関する講演会を開き、企業内の当事者によるパネルディスカッションを通じて理解を深めるサポートを行いました。
2. 従業員リソースグループの結成
当事者やその支援者(アライ)で構成される従業員リソースグループ(ERG)を設立し、より良い職場環境を目指し、既存制度の見直しや改善に取り組んでいます。
3. 社内部活の設立
「PRIDEクラブ」を設立し、LGBTQ+当事者やアライが安心して参加できるコミュニティを運営しています。このクラブでは、カミングアウトの必要がなく、友好的な環境が提供されています。
4. 教育研修の実施
LGBTQ+の理解を深めるため、社内で研修を実施しています。これにより、全従業員が多様性に対する理解を深めることができます。
5. 各種宣言への賛同
同性婚の法制化を推進する「Business for Marriage Equality(BME)」や、その他のSOGI関連の法案に賛同するなど、積極的な姿勢を示しています。
6. 匿名での相談窓口の設置
従業員が気軽に相談できる匿名の意見提出窓口を設け、職場の安全性や安心感を高めています。
7. アライの支援を可視化
LGBTQ+を理解し支援する人々を増やすためのステッカーを作成し、広く配布しています。これにより、アライの存在を可視化し、より多くの支持を集めています。
まとめ
ZenGroupの取り組みは、性別や性的指向に関係なく、誰もが活躍できる職場環境を実現するための模範となっています。今後も多様性を尊重した採用を推進し、全ての社員に公平なキャリアの機会を提供するための施策を続けていくことでしょう。彼らの努力が、さらに多くの企業に影響を与えることを期待しています。
ZenGroup株式会社の概要
ZenGroup株式会社は、越境EC市場における日本のシェア拡大を目指し、各種サービスを展開しています。代表者たちのリーダーシップのもと、国内外の顧客に寄り添ったサービスを提供し続けています。