アスエネUSAと17 Waysの提携
アスエネ株式会社の海外法人であるAsuene USAは、アメリカのサステナビリティコンサルタント企業17 Waysとの間にパートナーシップに関する覚書を締結しました。この提携により、両社はアメリカの製造業に対して、CO2排出量を見える化・削減し、報告するクラウドサービス「ASUENE」と、ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」を提供することを目指します。
背景
近年、アメリカの中西部では製造業が中心となっており、自動車や機械、農業機器などさまざまな産業が盛んです。これらの産業はエネルギー消費が多く、CO2排出量の削減が急務とされています。また、2024年の調査では、67%のアメリカ人が「サステナブルな製品・サービスは企業の標準であるべき」と考え、44%が「持続可能でない選択肢を市場から排除すべき」と回答しました。この調査結果は、アメリカの消費者が商品購入時にサステナビリティを重視する傾向が強いことを示しています。
こうした環境意識の高まりに伴い、企業は製品やサービスの環境負荷情報の開示や国際認証の取得が求められています。今回の提携は、こうした潮流に対応したものであり、企業のサステナビリティ経営を支える先進的なソリューションの展開を目指しています。
提携内容
アスエネは、脱炭素及びESG領域に特化したクライメートテック企業として、「ASUENE」や「ASUENE ESG」のサービスをグローバルに提供しています。「ASUENE」は、GHGプロトコルに基づいて排出量を算定し、環境データの管理や報告を支援します。また、「ASUENE ESG」は、サプライチェーンのESG経営を可視化し、改善することができます。
一方の17 Waysは、米国におけるサステナビリティコンサルティングに特化した企業で、特に生活消費財ブランドや中小製造業とのネットワークを構築しています。脱炭素だけでなく、全体的なESG経営の推進に注力しており、また力率改善の取り組みを強化しています。力率改善はエネルギー効率を最適化する手法で、多大なコスト削減を実現します。
提携により、両社は製造業者がより包括的なESG戦略を策定・実施できるよう支援します。これにより、経営のサステナビリティを高め、企業が持続可能な未来に向かって前進する手助けを行います。
17 Waysについて
17 Waysは、米国オハイオ州に本社を持つサステナビリティコンサルタント会社で、Anne Chambers氏が設立しました。生活消費財ブランドや中小製造業との強力なネットワークを持ち、サステナビリティに関する専門知識を提供しています。
ASUENEについて
アスエネが提供する「ASUENE」は、CO2排出量の見える化・削減・報告をサポートするクラウドサービスです。企業のCO2排出量を簡単に算定し、削減・オフセット、情報開示を支援します。
ASUENE ESGについて
「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンのESG経営を可視化し、ESG評価を行います。信頼性の高い評価を提供し、報告書の開示にも対応しています。
アスエネの将来
アスエネは、「次世代によりよい世界を。」をミッションとして、国内外での採用を強化しています。これからも、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを推進し続けます。詳細はアスエネ公式ウェブサイトをご覧ください。